環境の変化に寄り添い落ち着きを取り戻せるスタッフの対応
認知症の症状がある父にとって、新しい環境への適応は大きな負担を伴うものでした。入居当初は周囲が見知らぬ人ばかりであることに混乱し、ここどこだと不安を口にして外に出ようとする場面もありました。
そうした状況の中でも、現場のスタッフの方々が根気強く関わり続けてくださったおかげで、1か月ほど経つ頃にはスタッフの顔をしっかりと覚えて馴染むことができました。今ではすっかり落ち着いて指示に従いながら穏やかに暮らせており、不穏になりがちな初期段階を支えてくれたスタッフの丁寧な対応には助けられました。
自由度が高く外出も可能な柔軟な面会体制
面会の運用において融通を利かせてくれる体制が整っている点は、家族にとって利用しやすい部分でした。
夕方以降は夕食や就寝準備、入浴などのケア予定が入っているため、面会時間は日中の9時から17時頃までという一定のルールはありますが、事前にある程度伝えておけば予約が取りづらかったり過度に厳しい制限を受けたりすることはありませんでした。面会時間内であれば外に連れ出して一緒に過ごすことも認められており、他の施設と比べても家族との交流に対して柔軟に応じてくれる姿勢が感じられました。
専任の栄養士による食事管理と定期的なお祝い行事
施設内に専任の栄養士が配置されており、日々の健康を支える食事管理が適切に行われている点も安心できる要素でした。
父は出された食事を急いで食べてしまう傾向があるのですが、栄養バランスが整った食事を毎日滞りなく提供していただけています。また、施設内では定期的に入居者の誕生日などをお祝いするイベントが実施されており、写真などを通じて父が周囲と共に行事に参加している様子を確認できる点も、日々の生活に潤いを与えてくれています。
状況に合わせて受け入れを支える系列施設間の連携体制
老健の退所期限が迫る中で希望する施設に空きがなかった際、系列施設間でスムーズな受け入れ体制を提案してもらえたことは非常に助かりました。当初から八王子の施設を希望していたものの満員で空きがなかったため、まずは空きのあった系列の町田の施設に一旦入居し、八王子に空き室が出た段階で転移するという条件で柔軟に対応していただきました。退所期限に追われて行き場を失うことなく、系列グループのネットワークを活かして段階的にスムーズな受け入れを行ってくれた点は心強いサポートでした。
