夫婦同室で一緒に暮らせる居室環境
施設を探すにあたって、長年連れ添ってきた両親が離れ離れにならず、同じ部屋で一緒に生活を続けられる環境があったことは大変ありがたい点でした。
認知症の症状がある父と、足腰が不自由な母という組み合わせだったため、施設によっては別々の部屋になってしまったり、受け入れ自体が難しかったりするのではないかという懸念もありました。しかし、こちらの施設では同室に二人で入居することができ、これまでと変わらず同じ空間でお互いの存在を感じながら過ごすことができています。
急な入居検討だったにもかかわらず、夫婦二人で入れる部屋に空きがあり、そのまま一緒に受け入れていただけたことは、両親の精神的な落ち着きにとっても非常に大きな支えになったと感じています。
手厚い身の回りのケアによる母の身体的負担の軽減
スタッフの皆様がとても親切な方ばかりで、日々の身の回りの世話を丁寧かつきっちりと対応してくださる点に助けられています。
自宅で暮らしていた頃は、完璧主義な性格の母が父のサポートや家事を夜中まで一人で抱え込み、睡眠時間を削って過労でダウンしてしまうほどでした。しかし入居してからは、日常的な家事や細かな身の回りのケアを施設のスタッフさんが担ってくださるため、母が背負っていた負担が一気に解消されました。
無理な生活から解放されて身体を十分に休めることができるようになった結果、入居前は肩も上がらず杖をついて歩くのが精一杯だった母が元気を取り戻し、要介護1から要支援へと認定が改善するほど回復しました。プロの手によって日々の生活を支えてもらえる体制があることは、非常に大きな安心感につながっています。
エレベーターの暗証番号管理による確実な安全対策
施設内のセキュリティ面がしっかりしており、入居者が勝手に外へ出てしまわないような安全管理が徹底されている点も選んで良かった理由の一つです。
両親がいる2階フロアから外へ出るためにはエレベーターを利用する必要がありますが、そのエレベーターには暗証番号を入力しなければ作動しない仕組みが導入されています。そのため、入居者が一人で勝手に建物の外に出ていってしまう心配がありません。
父は入居して最初の数か月間、自分のカバンを持って「家に帰ろう」と廊下をうろうろ歩き回ってしまう時期がありました。もし自由に出入りできる環境であれば徘徊して外に出てしまう危険性もありましたが、セキュリティがしっかりしていたおかげで外に出ることはできず、様子に気づいた担当スタッフの方が「お部屋に帰ろうね」と優しく声をかけて部屋まで連れ戻してくださいました。
認知症の症状がある家族を預ける身として、不意の事故を防げる設備とスタッフの細やかな見守り体制にはとても助けられています。
