入居してから1年経ったかどうか、という頃でした。ある夜中に施設から電話がありました。「お父様がベッドから落ちてしまい、体を痛めているようです」と。
もともと腰が悪く、自宅でもベッドから落ちることがあった父ですが、その時はかなり痛がっているとのことでした。私が「すぐには行けない」と伝えると、
施設の方がすぐに救急車を呼んで対応してくれました。
そのまま病院に入院することになり、残念ながら、父が施設に戻ることはありませんでした。入院から約2ヶ月後、父は静かに息を引き取りました。88歳でした。
突然のことで悲しみはもちろん大きかったですが、施設に対しては感謝しかありません。
何かあった時にすぐに家族へ連絡をくれ、私たちが駆けつけられない状況でも迅速に医療機関へ繋いでくれたこと。この一連の対応がなければ、もっと後悔が残っていたかもしれません。最期の時まで、プロの方々がすぐそばで支えてくれていたという事実は、私たち家族にとって大きな救いとなりました。
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