入居前はどのような状況でしたか?
母はもともと私たち家族と同居していましたが、事情があって一人暮らしをすることになりました。私も週に一度は様子を見に行っていましたが、その頃からやっぱりちょっと「おかしいな」という感じは見えていたんです。
でも、本人はプライドが高い人で「自分をそんな扱いして」「そんなこと言うな」と怒ることもあり、なかなか踏み込んだ相談ができない状態でした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
最終的に入所を決めたのは、母がどこかへ行こうとしてそのまま行方不明になってしまったからです。警察の方から「お母様がいらっしゃいます」と連絡があって、交番まで迎えに行きました。家からだいぶ遠いところまで行ってしまっていて。私も当時は外で仕事をしていたので、やっぱり一人にしておくのは気になるし、ずっとついているわけにもいかない。それで、認定を受けて施設に入ってもらうことにしました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
本人は「自分は大丈夫だ」と思っていたみたいなので、そこに預けるというのはやっぱり色々悩みました。でも、やっぱりどっか行っちゃうとなると心配ですし、私がずっとついているわけにはいかないですから。入ってもらった方が安心する、という思いで決めました。。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
当時は「OHANA 中百舌鳥」さんっていうお名前で、今は「ウィンクルムなかもず1号館」さんに名前が変わっている施設さんなんですけど。家からも本当に近かったですし、当時はたまたま私の友達がそこで働いていたんです。「友達がいるところだったら、私がずっといなくても中のことを見てもらえるかな」と思って。近いから何かあってもすぐ行けるし、友達もいるし、ここなら安心かなという感じで決めました。