「役割」がある暮らしで、父らしさを保てたこと
この施設を選んで最も良かったと感じるのは、父に「役割」を与えてくれたことです。ただ手厚く介護されるだけでなく、食事の配膳を手伝ったり、自分の身の回りのことをできる範囲で行ったり。そうした日々のささやかな活動が、父の生活に張りを与え、穏やかな気持ちを保つことにつながっていたのだと思います。
介護士さんとスーパーへお散歩に行き、自分でパンを選んで買うといった、ごく普通の日常生活を大切にしてくれる環境が、父にはとても合っていました。
少人数ならではのアットホームな雰囲気
ワンフロア10人程度という、こぢんまりとした規模感も父には合っていました。見学した中にはもっと大きな施設もありましたが、ここではスタッフの方の目が行き届きやすく、他の入居者の方々とも顔なじみの関係を築けていたように思います。家庭的な温かい雰囲気の中で、安心して過ごすことができました。
最期まで寄り添ってくれる「看取り」への安心感
父の最期が近づいた時の、施設の対応には本当に救われました。提携医の先生から今後の見通しについて詳しい説明があり、その上で私たちの意向を丁寧に確認し、施設での看取りという選択を支えてくださいました。環境を変えることなく、住み慣れた場所で穏やかに旅立てたことは、本人にとって幸せだったと思います。また、施設が自宅から近かったことも、何かあった時にすぐに駆けつけられるという安心感につながりました。
医療・通院時の手厚い連携サポート
医療面での連携が非常に心強かったです。専門的な治療で通院が必要な際、基本は家族が連れて行きますが、必要に応じてスタッフが同行してくれたり、診察時に電話で説明を補足してくれたりしました。医師への手紙を預けたり、逆に医師からの返信を持ち帰ったりといったサポートもあり、家族が主体となりつつも施設がしっかり支えてくれる体制がありました。また、月に1回、提携医による訪問検診もあり、日々の健康管理も安心してお任せできました。