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石川県には現在16件の機械浴・特殊浴ができる老人ホーム・介護施設があり、そのうち6件の施設が空室となっています。また、石川県の機械浴・特殊浴ができる老人ホーム・介護施設の費用相場は、入居一時金が平均43.7万円、月額料金が平均17.3万円となっています。
石川県の有料老人ホームの入居時の一時金の平均値は43.7万円、月額料金の平均値は17.3万円となっており、かなり高いエリアに該当します。
掲載されている施設数では、サービス付き高齢者向け住宅が多く、ついで住宅型有料老人ホーム、グループホームの順となっています。
平均月額費用(施設件数) | |
---|---|
石川県の介護付き有料老人ホーム | 25.5万円(1) |
石川県の住宅型有料老人ホーム | 15.6万円(9) |
石川県のグループホーム | 10.4万円(2) |
石川県のサービス付き高齢者向け住宅 | 20.0万円(13) |
石川県の特別養護老人ホーム | - 万円(0) |
機械浴・特殊浴(以下、機械浴)に対応している施設は、特殊浴槽を用いた入浴が可能であるため、重度の要介護者でも入浴することができます。
機械浴は、ストレッチャー浴とチェアー浴の2種類に分かれ、それぞれ入浴の仕方が異なります。
ストレッチャー浴とは、ストレッチャーという器具に寝た状態で入浴できる方法になります。寝た状態のまま入浴することができるため、寝たきりの要介護者でも入浴することが可能です。ただ、寝た状態での入浴となるため、天井以外の景色が見えづらいため、不快感を感じることもあります。
一方のチェアー浴は、キャスターが付いた椅子に座った状態で入浴する方法になります。チェアー浴では要介護者の視界が開けているためストレッチャー浴と比較すると安心感があると言えます。ただ、座位が不安定な方の場合は浴槽の中で体が傾いてしまう可能性があるため、注意が必要になります。
高齢になると、清潔にしていないだけで細菌への感染なども起こりやすくなり、体が侵されていってしまうため、入浴が困難な場合には機械浴に対応している施設に入居し、可能な限り体を清潔に保てるようにしましょう。
機械浴・特殊浴(以下、機械浴)に対応している施設にまつわる質問に回答します。
機械浴には、以下のようなデメリットがあります。
機械浴は、要介護者の負担を少なく入居することができますが、その分、要介護者が行う動作が少なくなるため、身体機能が低下する恐れがあります。特に必要以上に介助の割合を上げてしまうと、本来はできていたはずの動作も次第にできなくなってしまい、日常生活にも影響を及ぼすことも考えられます。
また、機械浴は一定数の方が不快感を示す傾向にあります。というのも、機械浴時には体をベルトで留められるため自由が利かなかったリ、機械を用いるため金属音や機械の動作音が伴うなど、どうしても馴染みにくく感じてしまう方もいます。
これらのデメリットも考慮し、機械浴の必要性を検討しましょう。
機械浴・特殊浴(以下、機械浴)に対応している施設に入居する際には、機械浴時の介護職員の対応について確認するといいでしょう。
機械浴は、重介護者でも入浴することができるという大きなメリットがありますが、入浴時の対応を一歩間違えたら事故に発展する恐れがあります。
過去には、ストレッチャー浴時に、要介護者がストレッチャーに乗ったまま転倒してしまい、頭部を強打したことが原因で亡くなったという事故が起きています。
その他にも、機械浴時に介護職員がその場を離れた結果、戻った際には溺れており、搬送先の病院で亡くなったという事故もあります。
このような事故が起こることは決して多くありませんが、ちょっとした対応の甘さが原因で起こる可能性もあるため、施設見学の際などに機械浴時の対応について確認し、どれだけ丁寧な対応を取ってくれるのか確認すると安心することができるでしょう。
事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。