寝たきりを防ぐ、移動負担のない併設デイケア
この施設を選んだ理由の一つに、スポーツ系のデイケアが併設されていたことがあります。高齢になると、どうしても部屋にこもりがちになり、心身の機能が低下してしまうのではないかと心配していました。
しかし、ここでは週に2回、そのデイケアに通う時間が設けられていました。何より良かったのは、同じ建物内にあるため、外に出ることなく、部屋から直接通えたことです。移動の負担がないため、母も無理なく参加でき、身体を動かす習慣を続けることができました。このおかげで、寝たきりになるのを防ぎ、長く活動的な生活を送れたのだと感じています。
見学時に感じた、施設長の信頼できる人柄と方針
いくつかの施設を見学する中で、最終的な決め手となったのは、施設長の方の人柄と、運営に対するしっかりとした考え方でした。見学の際に直接お話を伺い、スタッフの教育方針や入居者への想いを知ることができ、「この方なら安心して母を任せられる」と強く感じたのです。
その印象は入居後も変わることはなく、施設全体に温かく、かつ規律のある雰囲気が流れていました。トップの方がしっかりしていると、スタッフの皆さんの対応も自然と良くなるのだと実感しました。
小規模施設ならではの、家庭的な温かい雰囲気
施設全体の入居者数が26名ほどと、比較的小規模だったことも魅力でした。大規模な施設にはない、アットホームで家庭的な雰囲気があったからです。
スタッフの方々の目が行き届きやすく、一人ひとりの入居者に合わせた細やかなケアをしていただけていると感じました。いつも穏やかな時間が流れており、母も落ち着いて自分のペースで生活を送ることができたようです。私たち家族が面会に訪れた際も、いつも温かく迎えてくださいました。
住み慣れた場所で最期まで。安心の看取り対応
サービス付き高齢者向け住宅でありながら、最期の看取りまでしっかりと対応していただけたことには、心から感謝しています。入居が長くなると、いずれ訪れる最期の時をどこで迎えるのかは、家族にとって大きな課題です。
この施設では、提携している内科や歯科のお医者様が定期的に往診に来てくださる体制が整っており、健康面でのサポートも万全でした。そして、いよいよという時にも、慌てて病院に搬送されることなく、住み慣れた本人の部屋で、穏やかに過ごすことができました。終の棲家として、心から安心してお任せできる施設でした。
家族も気軽に会いに行ける、適度な自由度
サ高住ということもあり、面会の自由度が高かったのも決め手でした。以前は土日に母を自宅へ連れ帰って一緒に食事をすることもありました。完全に外出や食事の自由が制限されるフル介護の施設とは違い、本人の状態に合わせて、家族との時間を柔軟に持てたことが、母にとっても私たち家族にとっても精神的なゆとりにつながりました。