グループホームゆりの花・武

平成17年12月に開設した「グループホームゆりの花・武」はご入居者様の「ゆっくり・いっしょに・たのしむ生活」を応援するお住まいです。認知症になっても、住み慣れた町のなかで、自分らしく、安心して暮らせるように、認知症ケアに精通した介護スタッフが24時間、心を込めて見守ります。いまお持ちの認知機能を維持するため、生活の主体はご入居者様に設定し、介護スタッフは家庭を「ともに築く」ことを重視しています。炊事や掃除などの家事や、食事や排泄などの日常動作は、できるかぎりご入居者様ご自身が行い、できない部分だけお手伝い。可能な限り自立した生活を送れるよう、「自立支援」を大切にしています。

ご入居者様にのびのびとお過ごしいただけるよう、「グループホームゆりの花・武」では一日のスケジュールを決めず、お一人おひとりの生活習慣やリズムを尊重した過ごし方を大切にしています。定員は18名。9名1グループとなり、集団生活を送ります。自分たちで家事を行うなかで起きた困りごとは「集団の力」をいかし、スタッフをはじめご入居者様同士で協力して解決。さらに他者から「ありがとう」と感謝されることは、充足感を得ることや生きがいにつながり、認知症進行抑止の期待も。医療面では「秋谷潮かぜ診療所」「田澤歯科医院」と連携を図っておりますので、万が一の際もご安心ください。

「グループホームゆりの花・武」では、ご入居者様が住み慣れた地域の一員としてお過ごしいただけるよう、地域との交流を大切にしております。地域のボランティアを招待してイベントを開催したり、夏祭りなどの地域行事に参加したり、幅広い年代のみなさまと交流できる機会を多く設けています。開かれたホームとして、たくさんの人との触れ合いをお楽しみいただけます。また広々とした敷地には、緑豊かなお庭もあり、土いじりも楽しめます。きらきらと輝く明るい太陽のもと、全身に風を感じながら、水やりしたり育った果実を収穫したり、穏やかに流れる時間のなかで、楽しいひとときをお過ごしください。