介護付有料老人ホームすこや家・大宮佐知川
に92歳・女性・要支援1で入居中の方へのインタビュー

もともと母は一人暮らしだったんです。それが病院に入院することになりまして、退院した後、自宅でこれまで通りに暮らすのはちょっと難しいかな、という状況になりました。

退院後の暮らしをどうしようかと考えていた時に、ケアスル 介護に相談したのが施設探しを始めたきっかけです。本当に、私らではもうどうしようもなかったので、とても助かりました。

私たち夫婦は、母を施設に預けることに対して、特に葛藤や不安といったものはありませんでした。ただ、母本人は、やっぱり慣れないうちはちょっと不安定な部分もありました。いろいろ気を遣ったりして、最初は少し気にしていたみたいですね。

入居してしばらくは少し不安定だった母ですが、今ではすっかり慣れたみたいで、すごく調子が良いです。 入居前に腎臓を悪くして入院した際に肺炎も併発してしまって体力が落ちて、一時期は車椅子にも乗っていたのですが、それが今すごく体調も良くて、一人で室内を移動したりしているんです。もともと自分が動けるとなったら、結構動き回る人なので、自由に動ける施設で本当に良かったです。 面会に行くと、一人でテレビを見たりお菓子食べたりしながら、マイペースに過ごしているみたいで。その姿を見ると、本当に安心しますね。おかげさまでとてもいいところで、すごくよくしてくださっています。

この施設に決めた一番の理由は、私の自宅からすごく近かったからです。車ですぐだったので、「ここだったら何かあったら駆けつけられるし」ということで決めました。見学は他にも一軒行かせていただいたんですけど、やっぱりこの近さが一番の決め手でしたね。 もう一つ安心だったのが、大手の警備会社であるALSOKさんが経営されている施設だったことです。母は一人暮らしの時、ALSOKさんの見守りサービスを利用してたこともあったので、馴染みがあって。もともと利用していたということもあって、より安心してお願いすることができました。

いろいろと柔軟に対応してくださる点も、本当にありがたいです。例えば、食べ物も前もって言えば持ち込みを許可していただけますし、お部屋に冷蔵庫も入れさせていただきました。おかげで今、不自由はあまりないんですよ。 外出も、こちらから前もって許可を得れば、連れ出すことができます。この間も母が「買い物に行きたい」と希望したので、一緒に買い物に行ったり、ちょっとお昼ご飯を食べたりしました。施設に入っても、本人の意思を尊重して、こういう時間を持たせてもらえるのは嬉しいですね。 面会も、一応事前に連絡は入れますけど、「いつでもいいですよ」と言ってくださるので、気軽に顔を見に行けるのも助かっています。母のお部屋でゆっくり過ごせるので、時間を見つけては会いに行っています。

医療体制がしっかりしているところも、安心してお任せできるポイントです。 月に1回程度、病院の先生が施設に診に来てくださるので、これまでも何回か診てもらっています。それに加えて歯医者の方も定期的な健診があるので、お任せできています。 以前に体調を崩して入院した経験があるだけに、施設にいながらにして、お医者さんや歯医者さんに定期的に診てもらえるというのは、家族にとって本当に心強いです。健康面は専門の方にお任せできるので、本当に安心ですね。

今のところは特に改善してほしい点などはありません。スタッフの方たちも皆さんとても良い方たちで、いつも良くしてくださいます。

「おかげさまで」「本当に感謝してます」という温かい言葉を何度も伺った、穏やかな雰囲気のインタビューでした。お母様が新しい環境に慣れ、日に日に元気を取り戻されていることへの喜びと、施設への深い信頼感がひしひしと伝わってきました。特に印象的だったのは、一時的に車椅子を使われていたお母様が、今ではご自身の足で元気に歩き回っているというお話です。「何かあっても駆けつけられる」という物理的な近さがもたらす安心感はもちろん、本人の意思を尊重してくれる施設の柔軟な姿勢が、日々の生活の質を高めているのだと感じました。ご家族が心から安心できる環境を選ぶことが、ご本人の元気や笑顔に繋がるのだということを、改めて教えていただいたように思います。