入居前はどのような状況でしたか?
義母はもともと長男夫婦と一緒に暮らしていましたが、腰を骨折して入院したことがありました。その時に詳しく検査をすると、心臓や肺のあたりに水が溜まっている状態だとわかりました。退院後、少し元気にはなったのですが、長男が介護疲れから義母を放置したり、暴言を吐いたりということがあったようです。介護の知識がないために無理に動かそうとすることもあり、自宅に戻すのは難しい状況でした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
その後、今度は胃潰瘍出血と脳出血で再び入院し、軽いものではありましたが左半身に麻痺が残ってしまいました。それからは車椅子での移動が必須となり、階段のある自宅での生活はもう考えられなくなりました。私たち次男夫婦の家も3階建てのマンションで階段があり、まだ学生の子供たちもいたため、同居は難しいという話になりました。
病院からも退院していいと言われたタイミングで、本格的に次の施設を探すことになりました。病院からいくつか施設を紹介していただき、通いやすい場所にあるHIBISU伊丹さんを選びました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
最初に老健施設に入っていた頃は、まだ身体も動いたので「家に帰りたい」とよく言っていました。ですが、HIBISU伊丹さんにお世話になる頃には車椅子での生活になっていたので、本人も「まだ帰れんよね」と状況を理解しているようでした。
それでも「治ったら帰れるんだよね」という気持ちはあったようで、完全に諦めているわけではありませんでした。身体の状況を考えると施設での生活をお願いするしかないのですが、本人の帰りたいという気持ちを思うと、少し複雑な気持ちはありました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学に伺った時、ちょうど施設長さんが変わったばかりだったようで、手続きなどが少し遅いなという印象はありました。スタッフの方も少し不慣れな感じはありましたが、まあ仕方がないのかなと思っていました。
施設自体は比較的新しいというわけではありませんでしたが、まあまあ綺麗でしたし、入居者さんたちがワイワイと賑やかに過ごされている様子を見て、ここなら楽しく過ごせるのではないかと思い、全体的な印象は悪くなかったです。