入居前はどのような状況でしたか?
父はもともと実家で母と二人で暮らしていましたが、だんだんと介護が必要な場面が増え、高齢の母が一人で父の面倒を見ることに、身体的にも精神的にも限界を感じ始めていました。私も少し離れた場所に住んでいるため、両親だけの生活には常に一抹の不安を抱えていました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
いよいよ自宅での介護が難しいと感じ、担当のケアマネージャーさんに相談したことが、施設探しを始めた最初のきっかけです。
父の安全はもちろんですが、何より日に日に疲弊していく母の負担を軽くしてあげたいという思いが強くありました。ケアマネージャーさんからいくつか施設を紹介していただき、検討を始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
父を施設に入れるという決断には、やはり心の葛藤がありました。特に、入居して最初の頃は、父が面会のたびに「家に帰りたい」と口にしていたこともあり、胸が痛んだこともあります。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学に伺った際の第一印象は、「こぢんまりとした施設だな」というものでした。建物もピカピカの最新設備というわけではなく、どちらかというと昔ながらの家庭的な雰囲気です。
ただ、不衛生だと感じたり、何か気になる点があったりということは全くありませんでした。案内してくださった職員の方の対応も丁寧で、施設に対して大きな不安を感じることはありませんでした。