入居前はどのような状況でしたか?
義理の母はもともと、ずっと一人暮らしを続けていたくらい元気な人だったんです。でも、ある日突然、脳の血管が切れちゃって。脳内にものすごく出血が溜まってしまって、ICUに緊急で運ばれました。
手術をして命は助かったんですけど、半身が不随のようになってしまって。一人暮らしはもう無理だということで、うちの近くの病院に移ってきたんです。
でもそこはリハビリがメインだったので、今の制度だと3ヶ月ごとに転院しなきゃいけなくて。結果的に、リハビリのための病院を4軒くらい、あちこち転々とすることになりました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
転院を繰り返して、最後にうちの近くで入った病院があったんですけど、そこのケアが、どうしても満足いかなかったんです。そこで過ごすうちにどんどん状態が悪くなってしまって...。
それで主人が「もう病院じゃなくて、自分たち家族も一緒にケアできるような介護施設を探そう」って決めたのが、すべての始まりでした。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
母自身は脳を損傷してしまっていたので、自分の意思を100%はっきり示すことが難しい状態でした。病院にずっといるよりはどこかへ行ったほうがいいとは本人も思っていたみたいですけど、どこそこじゃないと嫌だっていう明確な意思表示まではできなくて。
なので、私たちがそのあたりも加味して「うまく機能の回復が出来るように」と思って選ぶようにしましたね。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
不安は特にありませんでした。
というのも、主人と一緒にいくつか見学に回って、2箇所か3箇所くらい見たかなと思うんですけど、そんぽの家S北綾瀬さんを見た瞬間に「あ、ここだ」って即決しちゃいました。
その決め手になったのが、ケアマネジャーさんと当時の所長さんだったんです。私が義母のこれまでの大変だった経緯、もっと詳しくお話ししたんですけど、それを当にしっかりと聞き取ってくださって。
それだけじゃなくて、なんと病院のほうに3人ぐらい一緒に来てくださったんですよ。母が退院した後にどんなケアが必要になるか、病院側と直接話し合わなきゃいけなかったんですけど、今後のこととか、ケアマネジャーさんの方針とかも、本当にすごく丁寧に聞き取りしてくれたんです。
あ、もうここなら間違いないなって。主人の意向もありましたけど、あの丁寧な対応を見て、安心してお任せできると思いました。