入居前はどのような状況でしたか?
父は一人でマンションに暮らしていました。万が一に備えて緊急通報サービスを契約しており、以前にも心臓の不調で利用したことがありました。
もともと頭はしっかりしていて、自分で料理などもする人でした。ただ、私とは離れて暮らしていたので、常に何かあったときの心配はありました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを始めた直接のきっかけは、父が脳出血で倒れたことでした。通報サービスにより救急搬送され、そのまま入院となったのです。この一件で、もう一人で暮らさせるのは難しいだろうということになりました。退院後の生活を考え、私がすぐに駆けつけられるように、自宅の近くで施設を探し始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
父が入院している間に施設を探さなければならず、時間的な余裕もあまりありませんでした。父本人は見学に行けないので、すべて私一人で見て回り、決めるしかありませんでした。本当はもっと色々な意向を汲んであげたかったのですが、当時は「とにかく早く決めないと」という気持ちが強く、介護付きの施設に絞って探しました。
今になって思えば、回復後の父の状態を考えると、サービス付き高齢者住宅のような選択肢もあったのかもしれない、と考えることもあります。すべて私一人の判断で決めたことなので、その点については今でも少し思うところがあります。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
特に不安はありませんでした。むしろ、立地含めて良い印象の方が強かったです。
駅近ですし、車を持っていない他の家族も面会に来てもらいやすそう、と思いました。外観も綺麗でしたし、通りすがりの職員の方もきちんと挨拶をしてくださいました。最初は好印象でしたね。