本人が心を開く、スタッフの温かい対応
何よりも良かったのは、スタッフの方々の対応です。母からスタッフさんの悪い話を聞いたことは一度もなく、むしろ「面白いことを言ってくれる」「今日はこんなことがあって楽しかった」と嬉しそうに話してくれます。ケアハウスにいた頃は人間関係で少しごたごたがあったようですが、こちらではスタッフの皆さんにとても良くしていただいているようで、母自身がとても気に入って、安心して過ごせているのが伝わってきます。家族としては、本人が楽しく生活してくれていることが一番の喜びです。
入居者の尊厳を守る、ゆとりのある空間設計
施設の物理的な環境、特に廊下の広さには驚きました。以前、一時的に入居していた施設は廊下が狭く、車椅子の方が多いために母が自由に歩き回ることができず、ストレスを感じていたようでした。しかし、こちらの施設は廊下が非常に広く、車椅子の方がすれ違ってもまだ余裕があるほどです。入居当初、まだ歩くことができた母は「これならいくらでも歩けるね」と喜んで、毎朝の散歩を日課にしていました。こうしたゆとりのある空間が、入居者一人ひとりのペースを尊重し、穏やかな気持ちで過ごせる環境を作ってくれているのだと感じます。
心身の変化に寄り添う、安心の医療連携体制
入居後に母の認知症の症状が一時的に悪化したことがあったのですが、その際の施設の対応が素晴らしかったです。幻覚や幻聴の症状が出て、他の入居者の方にご迷惑をおかけしてしまった時、施設の担当医の方がすぐに「精神科の先生に診てもらった方がいい」と提案、紹介してくださいました。専門医の診察を受けて適切なお薬を処方していただいてからは、症状もすっかり落ち着き、穏やかな日々を取り戻すことができました。家族だけではどうしていいか分からなかったであろう状況で、迅速に専門家へと繋いでくださった医療連携体制には、本当に感謝しています。
家族との繋がりを大切にする、独自の支払いシステム
こちらの施設では、利用料の支払いが現金での手渡しとなっています。最初は少し手間かなとも思いましたが、これには「本人と顔を合わせる機会を作る」という、施設側の温かい配慮があることを知りました。この仕組みのおかげで、忙しい中でも自然と月一回は必ず母に会いに行く習慣ができています。また、請求書と一緒に送られてくる会報には、イベント時の楽しそうな母の写真が載っており、普段の様子を知ることができるのも嬉しい点です。






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