入居前はどのような状況でしたか?
母は、施設に入る直前の97歳まで一戸建ての家で一人暮らしをしていました。とても元気で、認知症もなく、兄とは「このまま骨折でもしなかったら100歳まで生きるんじゃないか」と話していたほどです。
ただ、家が昔ながらの一戸建てだったので、階段の上り下りがあり、一人で住み続けるには少し心配な状況ではありました。もしマンションのような段差のない住まいであれば、施設に入る必要もなかったかもしれません。それくらい、年齢のわりにはしっかりしていました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを始めた直接のきっかけは、母が股関節を怪我してしまったことでした。リハビリ専門の病院に3〜4ヶ月ほど入院し、おかげさまで階段も上がれるくらいまで回復はしたのですが、やはり退院後に一人で一戸建ての家に戻るのは無理だろうと判断しました。
兄もいるのですが、少し離れた場所に住んでおり、何かあった時にすぐ駆けつけるのが難しい状況でした。そこで、私の家の近くで施設を探すことになったんです。私が一番動きやすかったですから。2018年の7月頃からインターネットで探し始め、いくつか見学に行きました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
母が使えるお金はありましたので、とにかく母が喜んでくれる施設に入れてあげたい、という気持ちで探していました。
いくつか見学した中で、母が入居した施設は新しくて綺麗でしたし、担当のケアマネージャーさんが私と話が合う方だったので、こちらにお願いすることにしました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学の時点では、特に不安に感じたことはありませんでした。ちょうど母が入居した時にできたばかりの新しい施設で、とても綺麗でしたし、担当してくださったケアマネージャーさんも、とても話しやすい方でした。夫と一緒に見学に行ったのですが、「ここいいね」と話していましたね。
もう一つ、隅田川の花火がよく見えるという素敵な施設も見学したのですが、そちらはあいにく空きがなくて。それで、こちらにお世話になることに決めました。