家族が直接顔を合わせられる面会体制
こちらの施設では、入居当初から家族が直接居室に入って面会することが可能でした。滞在時間には制限があったものの、毎日家族が1人から2人は面会に行くことができたため、母の表情を直接見ながら声をかけることができました。母も直接家族と会えるようになったことで表情が明るくなり、家族にとっても精神的な安心感に繋がりました。
寝たきりでも参加できたベッドごとのレクリエーション
母は自力で起き上がることができない寝たきりの状態でしたが、スタッフの方々はベッドごと移動させてレクリエーションの会場まで連れて行ってくださいました。
カラオケの音を聴かせてもらったり、他の利用者の方々がいる輪の中に一緒に入れてもらったりと、居室に閉じこもりきりにならないように工夫してくださいました。ただ寝かせておくだけではなく、少しでも日々の生活に変化や楽しみを与えようと配慮してくださった対応にはとても助けられました。
看護師の常駐と月1回の主治医による医療体制
ナーシングホームということもあり、施設内には看護師さんが常に常駐して日々の健康管理や人工呼吸器のケアを行ってくれました。さらに月に1回は主治医の先生が定期的に診察を行ってくださっていたため、体調が変化しやすい母でも不安なくお任せすることができました。
また、現場のヘルパーさんや看護師さんも非常に明るい方たちで、家族が訪れた際にも気さくに母の様子を教えてくださり、こちらの話にもしっかりと耳を傾けてくれたため、良好なコミュニケーションを保ちながら過ごすことができました。
病院では受けられなかった入浴や身体ケアの実施
以前の病院では治療のみが優先されていたため、お風呂にも入れてもらえず、清拭も顔の周りを軽く拭く程度で、爪も伸び放題になっていました。
施設に入居してからは、きちんとお風呂に入れてもらうことができ、身体の衛生面や爪の手入れなどの身だしなみも整えてもらえるようになりました。人間らしい基本的な生活ケアをしっかりと行っていただけたことは、預ける家族としても大きな安心材料となりました。
人工呼吸器装着でも受け入れてくれた受け入れ体制
母は人工呼吸器をつけることになり、医療依存度が極めて高い状態でした。そのため、退院先として探した他の施設からは母の状態が悪すぎるという理由ですべて断られてしまい、受け入れ先が完全に見つからない状況でした。
そうした中で、こちらの施設だけが大丈夫と言って受け入れを承諾してくださいました。どこにも行き場がなく途方に暮れていた私たち家族にとって、重度の医療的ケアに対応できる体制が整っていたことは本当にありがたく、選ぶ上で最大の決め手となりました。