手作りで美味しい、元気の源になった食事
この施設を選んで何より良かったと感じるのは、食事です。一人暮らしの頃は食が細くなり、39kgまで痩せてしまっていた母が、入居後は本当に美味しそうにご飯を食べるようになりました。おかげさまで体重も増え、目に見えて元気になっていく姿を見られたのは、家族として大きな喜びでした。献立も工夫されていて、ひな祭りにはお寿司、お正月にはおせち料理など、季節を感じられる行事食も楽しみの一つだったようです。
以前、妻の母が入っていた施設が、温めるだけのチルド食品中心だったと聞いていたので、こちらの施設のように厨房で毎日きちんと手作りしてくれる食事のありがたみを、特に強く感じました。母の元気の源は、間違いなくこの美味しい食事だったと思います。
看護師常駐で安心の医療・服薬サポート
家族として心強かったのが、看護師さんがいてくださったことです。母はいくつかの薬を服用していましたので、その管理をきちんとしていただけるのは非常に助かりました。特に、通院して薬の処方が変わった時など、私たちが細かく伝えなくても、施設の看護師さんが直接病院に問い合わせて内容を確認してくださることもありました。
専門的な知識を持った方が間に入ってくれることで、薬の飲み間違いなどの心配もなく、すべてお任せできるという安心感がありました。家族だけではなかなか手が回らない部分を、プロの目でしっかりとサポートしていただけたのは、本当にありがたかったです。
親切なスタッフの皆様に見守られる安心感
約10年という長い間、母が穏やかに過ごせたのは、ひとえにスタッフの皆様のおかげだと思っています。どの方も本当に親切で、昼夜を問わずしっかりと母のことを見てくださっているのが伝わってきました。
私が週に一度、顔を見に行くと、その週の母の様子を丁寧に教えてくださり、離れて暮らしていても母の日常がわかるようで安心できました。家族がそばにいられない時間を、温かい眼差しで見守ってくださる方々がいたからこそ、私たちも安心して自分の生活を送ることができました。この安心感は、何物にも代えがたいものだったと感じています。
毎日を彩る多彩なレクリエーション
日々の生活に張り合いが生まれたのも、良かった点の一つです。施設では毎日のように何かしらのレクリエーションが計画されていて、折り紙や花作りなど、母がこれまであまりしてこなかったような活動に参加する機会がありました。
最初は「面倒だから」と部屋にこもりがちだった母を、スタッフの方が根気強く誘い出してくださったようです。そのうち、少しずつ参加するようになり、しばらくは楽しんでいる様子でした。認知症が進んでからは参加が難しくなりましたが、元気なうちは他の入居者さんと一緒に何かをする時間が、良い刺激になっていたのではないかと思います。