結局、2ヶ月ほどでお別れすることになりました。一番の理由は、やはり
食事の問題です。もちろん、介護度が非常に重い方や、飲み込みの状態などによって特別に調整されたお食事であれば、また違ったのかもしれません。そういった方にとっては、必要な栄養を摂るという点で意味がある食事なのかもしれないとは思います。ただ、姉のような比較的元気で、普通の食事を摂れる者にとっては、「なんでこんなおかずが出るんだろう」とこぼすほど、口に合わなかったようです。
もう一つの大きな理由は、
トイレの設備です。驚いたことに、ウォシュレットが設置されていなかったんです。今どき、自宅はもちろん、サービスエリアのトイレですらウォシュレットは当たり前ですよね。「あれ、ウォシュレットじゃないんですね」と入居時に尋ねたのですが、「そうなんですよ」という返事でした。さらに、便器の蓋もなかったそうで、衛生面や臭いも気になったと言っていました。手が不自由な方やお体の状態によっては、ウォシュレットがないのは本当に不便だと思います。姉は「どうすればいいの?」と困惑していました。
この食事とトイレの問題は、日々の生活に直結することです。見学の時にはそこまで細かく確認できなかったのですが、実際に生活してみると、その不便さや不満が積み重なっていきました。パンフレットの謳い文句とは違うな、と感じる点も多々ありました。姉の体重が減っていくのを見て、早く別の施設を探さなければと、入居後すぐに動き始めました。
スタッフさんの対応については、特に大きな問題があったとは聞いていません。ただ、施設全体の雰囲気が姉には合わず、面会に行くのも気が進まないような場所でした。
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