老人ホームらしくない、マンションのような自由な暮らし
良い意味で驚いたのが、施設の自由度の高さです。部屋は35平米ほどあり、トイレも広く、まるでワンルームマンションのような作りでした。テレビや冷蔵庫はもちろん、愛用していたソファまで持ち込むことができ、自宅の延長線上で生活空間を作れたのが良かったと思います。新聞を購読することも可能で、プライバシーが守られた環境で、母も窮屈な思いをせずに過ごせたのではないでしょうか。「老人ホームに入る」というより「サポート付きの住まいに引っ越す」という感覚に近い、現代的な施設だと感じました。
家族との時間を大切にしてくれる、柔軟な対応
施設側が家族との交流をとても大切にしてくれていると感じました。月に一度、食堂で家族と一緒に特別な食事をとる機会を設けてくださり、私たちは毎月その時間を楽しみにしていました。また、予約をすれば会議室のような場所を2時間ほど使わせてもらうこともでき、周りを気にせずゆっくり話ができました。お正月にはお重を持ち込んで一緒にお祝いができましたし、食べ物の持ち込みも比較的自由だったので、母の好きなものを届けてあげることもできました。こうした柔軟な対応のおかげで、入居後も家族の繋がりを感じ続けることができました。
24時間見守られているという、家族の安心感
自宅で暮らしていた頃は、ヘルパーさんがいない時間のことが常に心配でした。しかし、施設に入居してからは、24時間スタッフの方が見守ってくださるというだけで、私たちの精神的な負担は驚くほど軽くなりました。週に一度は提携のお医者さんが往診に来てくださり、健康状態をチェックしてくれるのも心強かったです。実際に体調が急変した際も、迅速に救急車を手配して病院へつないでいただけたので、最後の時までプロの方々にお任せできたという安心感はありました。
落ち着いた雰囲気と納得のいく費用
月々の費用が30万円ほどで、私たちの予算内に収まったことも大きなポイントでした。また、この施設は、比較的お元気で自立度の高い方が多く入居されている印象で、施設全体がとても落ち着いた雰囲気でした。入居者さん同士が穏やかにお話をされている姿を見て、ここなら静かに過ごしたい母にも合うかもしれないと感じました。費用と施設の質、雰囲気のバランスが非常に良く、納得して母をお任せすることができました。