入居前はどのような状況でしたか?
母は自宅で介護を受けていましたが、脳梗塞の発作で倒れ、1ヶ月ほど入院することになりました。
病状は安定したものの、これ以上良くも悪くもならないという状態で退院を促され、急いで次の行き先を探さなければなりませんでした。期限は半月もなかったと思います。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
自宅での介護は難しく、療養型の病院も紹介されましたが、面会が月に2回、しかも抽選という厳しい制限があり、自由に会えないのは辛いと感じました。さらに、その病院の方から「すぐに空くから入れますよ」と言われたことが、かえって「それだけ看取りが多いのか」と不安な気持ちになってしまい、他の選択肢を探すことにしたのです。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
母は当時、自分の意思をはっきりと示すことが難しい状態でした。ですので、施設に入ることも「こういうところに入ってもらうからね」と私から伝える形で進めました。母がどこまで理解してくれていたかは分かりませんが、他に選択肢がない状況でした。
家族は妹と弟がいますが、施設探しから決定まで、ほぼ私が一人で進め、事後報告のような形になりました。幸い、それで揉めるようなことはありませんでした。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
施設を決めるにあたって、実際に現地へ足を運び、一度見学をさせていただきました。急ぎで入居先を探している状況でしたが、実際に目にした施設内は綺麗に整えられており、「ここなら母を預けても大丈夫だろう」と直感的に安心することができたのを覚えています。特に不安を覚えるような要素はありませんでした。
また、対応してくださった職員さんの案内についても、全く問題はありませんでした。分かりやすく丁寧な説明をしていただいたおかげで、納得して入居を決断できました。