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花物語こうなん南
に81〜85歳・女性・要介護3で入居中の方へのインタビュー

グループホーム
投稿日:2026/02/05
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女性
81〜85歳 / 女性 / 要介護3 / 実の父母

入居者プロフィール

症状なしせん妄異食幻覚・錯視自傷・他傷行為食事・入浴・服薬の拒否昼夜逆転物忘れ暴力行為妄想徘徊暴言その他
症状なし見守り自立車椅子手引/伝い歩き寝たきり歩行器
症状なし
病院に入院していた老健に入居していたその他施設に入居していた自宅にいた(同居)自宅にいた(独居)
夜間の徘徊と転倒、父の介護負担が増大したこと

花物語こうなん南を
選んだ理由

本人の意思を尊重した、無理強いしないケア

花物語こうなん南さんは、とてもアットホームな雰囲気で、スタッフの皆さんが本当に優しいです。 人数は少し足りていないのかな、と感じる時もありますが、その中でも皆さん一生懸命やってくださっているのが伝わってきます。 一番ありがたいと感じているのは、母の意思を尊重し、嫌がることを無理強いしない点です。 例えば、以前利用していた施設では、スタッフの方はとても良い人でしたが、「夜なので寝てください」といった、ある程度の「規制」がありました。 でも、花物語こうなん南さんでは、母が夜起きていても、本人がそれで納得しているなら無理に寝かせることはせず、本人のペースを尊重してくれるんです。 そういった「無理強いされない」環境が、母の穏やかさにつながっているのではないかと感じています。

グループホームならではの、「お互い様」という環境

ここはグループホームなので、入居されている皆さんが、母と同じように認知症の症状をお持ちです。 以前の施設では、母が他の方の部屋に入ってしまい、「勝手に部屋を開けられちゃって」と相手の方に言われてしまい、こちらも「申し訳ない」と恐縮してしまうことがありました。 でも、ここではそういった気兼ねがなく、「お互い様」という雰囲気がある。それも、母にとっても、私たち家族にとっても、大きな安心材料になっています。

状態を観察し、医師と連携した「減薬」の提案

在宅で介護をしていた時、母が落ち着かない様子を見て、父もついイライラして怒ってしまうことがありました。 それを見て、だんだんと母の薬が強くなってきていたのが、家族としてはずっと気掛かりでした。薬で無理やり抑えているような気がして……。 ところが、花物語こうなん南さんに入居後、母の様子がとても落ち着いているのを見て、お医者さんとスタッフの方が「こんなに落ち着いているから、薬を減薬してみようか」と提案してくださったんです。 家族としては、薬はできるだけ飲ませたくないという思いがありました。施設の皆さんが普段の母の様子をしっかりと観察してくださった上で、先生と一緒に「減薬」という判断をしてくれたことは、本当にありがたかったです。

家族の「会いたい」気持ちに寄り添う、柔軟な面会・外出対応

コロナ禍では面会も難しかったですが、それが解除されてからは「いつでもいらしてください」というスタンスで、とても助かっています。 特に、父が「母に会えなくて寂しいだろうな」と思っていたので、施設の方に「父と外出させてもいいですか?」と相談したんです。そうしたら、快く許可してくださって。 おかげで今も、父は母と結構自由に会うことができています。

日々の食事やささやかなイベントへの安心感

食事についても、もともと好き嫌いがない母なので、「結構食べていますよ」と聞いています。食べるのに時間がかかるようですが、バランスも良いでしょうし、安心しています。特に甘いものが好きみたいで、おやつは全部食べていると聞きました。 イベントは、誰かを招くような大々的なものはありませんが、敬老の日のお祝いや、お誕生日会などを施設内でやってくれているようです。母も誕生日が近かったのですが、少し体調を崩していたので「来週にしますね」と声をかけていただくなど、細やかに対応していただいています。

入居前の問題や施設探しのきっかけ

入居前はどのような状況でしたか?

入居前、母は父と二人で暮らしていました。 もともと健康で、内臓的にも特に悪いところはなく、杖なども使わずに歩けてはいました。ですが、だんだんと足をあまり上げないですり足のようになり、歩幅も狭くなってきていました。 同時に、認知症の症状も出始めていました。物忘れに加えて、一番困ったのが夜間の行動です。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

夜、家族が寝ている間に、母が自分で鍵を開けて外に出てしまうようになりました。 家の周りは車があまり入ってこない道だったこともあり、事故にあうこともなく、しばらくは自分で戻ってこれていました。 しかし、ある時、同居していた父が「いない」と気づいて探したところ、外の道で転んで倒れている母を見つけました。すり足になっていたことで、転びやすくもなっていたのだと思います。 もし父が気づかない間に遠くへ行ってしまい、道がわからなくなって行方不明になったら…と思うと、本当に怖くなりました。 これが、本格的に施設への入居を検討し始めたきっかけです。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

当時、家事全般を母に任せていた父が、急に母の介護と食事の準備をすべて担うことになりました。父は精神的にいっぱいいっぱいになっていました。 そこで、まずは「横濱かなざわ翔裕園」という特養のショートステイを利用し始めました。その施設で特養の入居待ちも申請していたのですが、やはり入居までには時間がかかります。 ショートステイの利用がだんだん長くなり、父も限界が近づいていました。正直なところ、施設に入れることへの葛藤や罪悪感というよりも、「もう切羽詰まっている」というのが本音でした。 「だましだましやってきた」という感覚のまま、ケアマネジャーさんなどに相談し、探してもらったのが、今お世話になっているグループホーム「花物語こうなん南」さんでした。

花物語こうなん南に
入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

実は、ショートステイを利用していた横濱かなざわ翔裕園さんや、シーサイドかなざわさんなどの特養では、母はなかなか落ち着けませんでした。 認知症の方だけでなく、色々な方がいらっしゃる環境だったからか、他の入居者さんの部屋の扉を勝手に開けてしまったり、帰宅願望が強かったり。「徘徊してしまうから大変だ」というお話も聞いていました。 ですから、花物語こうなん南さんに入居するときも、「こういうことがあってご迷惑をおかけするかもしれません」と、事前にスタッフの方にお伝えしていたんです。 ところが、入居した次の日。施設の方から「全然落ち着いていますよ」と報告を受けました。母は夜型なので、今でも夜は寝ないこともあるそうですが、徘徊したり、外に出ようとしたりすることは全くなく、穏やかに過ごしていると。 入居からもう1年ほどになりますが、その状態がずっと続いています。私たち家族も、あんなに落ち着かなかった母が嘘のように穏やかになったので、正直「拍子抜け」してしまったくらいです。面会に行った時も穏やかな表情ですし、とても良い状態なんだなと安心しています。 日中は、体調が悪くなければ、ほぼリビングでテレビを見ながら過ごしているそうです。昔はおしゃべりだったのですが、日中はあまり喋らなくなり、こくりこくりと寝ていることもあるようです。 ですが、夜になると目が冴えて覚醒するみたいで(笑)。「え、さっきまでと違う人なの?」というくらい、昔の話などをはっきりと喋るそうです。布団に入ってからも、スタッフの方にすごく喋っていると聞きました。 また、入居前に看護師さんからグループホームの話を聞いたとき、「みんなで一軒家で暮らし、洗濯物を畳んだり、食事の準備をしたり、役割があるイメージ」と聞いていました。 実際に入居してみると、母たちが家事を積極的にやっている感じは、あまりありませんでした。当初は「洗濯物が好きだから」と畳んでくれることもあったようですが、今はスタッフの皆さんがやってくださっているようです。 ただ、たまに母が「洗おうかな」と言った時には、「この前洗ってくれたんですよ」とスタッフさんが教えてくれたので、本人がやろうと思った時にはやらせてくれて、強制的に「これをやってください」ということはない、ということが分かりました。 私としては、脳の活性化のためにも、何か仕事を与えてもらった方が良いのでは、と思っていましたが、それが悪いというわけではなく、「こういう感じなんだな」と知った、という感じです。

花物語こうなん南の
退去検討理由・入居後のギャップ

退去を検討したことはありますか?

今のところ、退去を考えたことはありません。入居時にもしもの時の「看取り」まで含めてお話しています。 何より、母本人がとても落ち着いていますし、スタッフさんとの関係も良好なので、安心して任せています。

取材者のコメント

お母様が施設に入居されてから、驚くほど穏やかになったというお話を、ご自身も少し不思議そうに、しかし本当に嬉しそうにお話しされるのがとても印象的でした。 在宅介護が限界に達し、「切羽詰まった」中で出会ったグループホームが、お母様の特性と見事にマッチしたのだと感じます。 特に、本人の意思を尊重し「無理強いしない」という施設のケア方針が、ご本人の穏やかさに繋がり、さらには医師と連携した減薬という良い結果にも結びついていました。 施設選びは環境との相性が何よりも大切ということを、改めて強く感じさせられるインタビューでした。
取材日:2025/11/02
執筆者:岸川京子

見学した施設

施設探しをしていた時期:2023/09 〜 2024/10
見学をした施設:2件
施設名見学/入居
特別養護老人ホーム横濱かなざわ翔裕園見学
特別養護老人ホーム シーサイドかなざわ見学

施設の基本情報

閲覧済

花物語こうなん南

株式会社日本アメニティライフ協会グループホーム
花物語こうなん南

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満室
自立要支援2要介護1〜5認知症可
神奈川県横浜市港南区日野9-44-16
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