本人の意思を尊重した、無理強いしないケア
花物語こうなん南さんは、とてもアットホームな雰囲気で、スタッフの皆さんが本当に優しいです。
人数は少し足りていないのかな、と感じる時もありますが、その中でも皆さん一生懸命やってくださっているのが伝わってきます。
一番ありがたいと感じているのは、母の意思を尊重し、嫌がることを無理強いしない点です。
例えば、以前利用していた施設では、スタッフの方はとても良い人でしたが、「夜なので寝てください」といった、ある程度の「規制」がありました。
でも、花物語こうなん南さんでは、母が夜起きていても、本人がそれで納得しているなら無理に寝かせることはせず、本人のペースを尊重してくれるんです。
そういった「無理強いされない」環境が、母の穏やかさにつながっているのではないかと感じています。
グループホームならではの、「お互い様」という環境
ここはグループホームなので、入居されている皆さんが、母と同じように認知症の症状をお持ちです。
以前の施設では、母が他の方の部屋に入ってしまい、「勝手に部屋を開けられちゃって」と相手の方に言われてしまい、こちらも「申し訳ない」と恐縮してしまうことがありました。
でも、ここではそういった気兼ねがなく、「お互い様」という雰囲気がある。それも、母にとっても、私たち家族にとっても、大きな安心材料になっています。
状態を観察し、医師と連携した「減薬」の提案
在宅で介護をしていた時、母が落ち着かない様子を見て、父もついイライラして怒ってしまうことがありました。
それを見て、だんだんと母の薬が強くなってきていたのが、家族としてはずっと気掛かりでした。薬で無理やり抑えているような気がして……。
ところが、花物語こうなん南さんに入居後、母の様子がとても落ち着いているのを見て、お医者さんとスタッフの方が「こんなに落ち着いているから、薬を減薬してみようか」と提案してくださったんです。
家族としては、薬はできるだけ飲ませたくないという思いがありました。施設の皆さんが普段の母の様子をしっかりと観察してくださった上で、先生と一緒に「減薬」という判断をしてくれたことは、本当にありがたかったです。
家族の「会いたい」気持ちに寄り添う、柔軟な面会・外出対応
コロナ禍では面会も難しかったですが、それが解除されてからは「いつでもいらしてください」というスタンスで、とても助かっています。
特に、父が「母に会えなくて寂しいだろうな」と思っていたので、施設の方に「父と外出させてもいいですか?」と相談したんです。そうしたら、快く許可してくださって。
おかげで今も、父は母と結構自由に会うことができています。
日々の食事やささやかなイベントへの安心感
食事についても、もともと好き嫌いがない母なので、「結構食べていますよ」と聞いています。食べるのに時間がかかるようですが、バランスも良いでしょうし、安心しています。特に甘いものが好きみたいで、おやつは全部食べていると聞きました。
イベントは、誰かを招くような大々的なものはありませんが、敬老の日のお祝いや、お誕生日会などを施設内でやってくれているようです。母も誕生日が近かったのですが、少し体調を崩していたので「来週にしますね」と声をかけていただくなど、細やかに対応していただいています。