入居前はどのような状況でしたか?
祖母は当時89歳で、入居する前は一人で暮らしていました。
ある寒い冬の日、様子を見にいくと、お風呂場でお湯にも浸からず震えているのを発見し、すぐに救急車を呼びました。病院では肺炎と認知症と診断されました。
肺炎の治療のため1ヶ月ほど入院したのですが、その間にせん妄の症状が強く出るようになってしまいました。いないはずの人と話していたり、見えないものが見えているような様子だったり。肺炎は治ったものの、認知症の症状を抱えたまま自宅に戻って一人で生活するのは難しい状況でした。私自身が一人で祖母のことを見なければならない状況だったため、これからどうすれば良いのか、途方に暮れていたことを覚えています。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを始めたのは、入院していた病院から退院を促されたことが直接のきっかけです。病院のソーシャルワーカーさんから「このままご自宅で介護するのは難しいでしょうから、介護施設を探してください」と言われました。
どうすれば良いか分からず、まずは病院から紹介された地域の包括支援センターに相談に行きました。そこで、自宅の近所にあるグループホームを2ヶ所紹介していただいたんです。特別養護老人ホームも検討しましたが、どこも待機者が多くてすぐには入れないとのことだったので、グループホームに絞って探すことにしました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学に行った時、施設自体に大きな不安を感じることはありませんでした。
もちろん、費用がどのくらいかかるのかという心配はありましたが、それはどの施設を選ぶにしても同じことだと思っていたので。むしろ、すでに入居されている方々が皆さんとても穏やかに過ごされているのを見て、安心したのを覚えています。
施設全体がアットホームな雰囲気で、ここなら祖母もまるで自分の家のように暮らせるのかもしれない、と感じました。設備面で特に気になる点もなく、良い印象を受けました。