何より代えがたい「24時間スタッフ常駐」という安心感
入居して、心の底から「この施設で良かった」と感じる最大の理由は、24時間、常に介護スタッフの方が見守ってくれているという安心感です。見学時には設備の良さに目を奪われがちですが、実際に母の生活が始まってみると、立派な設備以上に「人の存在」がどれほど重要かということに気づかされました。
実は、第一希望だったもう一つの施設は、夜間は介護スタッフの方がいなくなるタイプでした。もしそちらに入居していたら、結局は一人暮らしと変わらず、夜間の転倒などを心配する日々が続いていたかもしれません。自宅での転倒を何度も経験している母だからこそ、24時間体制で見守ってくれるこの環境は、何物にも代えがたい安心材料です。結果的に、私たち家族にとって最良の選択だったと確信しています。
デイサービスでの交流が、母の元気に繋がっている
母が元気になった理由の一つに、デイサービスがあると思います。その日の体調によってお休みすることもありますが、平日は毎日、施設の皆さんと一緒に近くのデイサービスに連れて行ってもらえるそうです。
もともと母はおしゃべりが好きな人なので、一人きりでいるより、外に出て他の人と話せる環境が合っているようです。きっと楽しいんじゃないかなと思います。何より本人がすごく喜んでいたのが、そのデイサービスで週に2回お風呂に入れてもらえること。その話を聞いて、私たちも本当に嬉しくなりました。
家族の不安に寄り添う、柔軟な報告・連携体制
施設にお任せしているからといって、母の様子が全く分からないわけではありません。電話をすれば近況を教えていただけますし、担当のケアマネージャーさんからは、毎月送られてくる書類と一緒に、手書きのメモで母の普段の様子を知らせてもらえます。離れて暮らす私たちにとって、こうした定期的な報告は、母が元気に過ごしていることを確認できる貴重な機会であり、大きな安心に繋がっています。
また、訪問診療や訪問歯科とも連携しているため、体調に変化があった際や、歯のケアも、施設にいながら専門的なケアを受けられるのも非常にありがたい点です。入居者本人への手厚いケアはもちろんのこと、私たち家族の不安な気持ちにも寄り添い、しっかりと連携をとってくれる。その体制があるからこそ、心から信頼して母を任せることができています。