これまでの暮らしと変わらない「全室個室」という安心感
父は、老健などでずっと個室で過ごしてきたんです。もともと集団生活に慣れているタイプじゃないので、プライバシーが守られる空間は絶対だろうな、と。
この施設も個室だったので、これまでの生活スタイルを大きく変えずに済むだろうと感じました。自分のペースでテレビを見たり、静かに過ごしたりできる環境は、父にとってもストレスが少なかったんじゃないかなと思いますね。
会えなくても安心できる「毎月の写真付き報告」という繋がり
これは入ってみて本当に良かったなと思う点です。施設からは毎月、父の様子を写した写真が送られてくるんです。レクリエーションに参加している時の顔とか、季節のイベントの時の様子とか。
電話や事務的な報告だけじゃわからない、日々の暮らしぶりが写真で見えることで、「ああ、元気にやってるんだな」って実感できるんですよね。離れていても、こういう形で繋がりを感じられるのは、本当にありがたいです。
グループ内のクリニックと連携した「医療」の心強さ
父には持病があるので、定期的な診察とかお薬の管理は欠かせません。この施設は、グループ会社のクリニックと契約していて、定期的に訪問診療に来てくれるんです。提携している薬局もあるみたいで、医療面のサポート体制がしっかりしているな、と感じました。
もちろん、お医者さんがずっといるわけじゃないですけど、何かあればすぐに医療に繋がるっていう安心感は大きいです。家で介護してると、急に体調が悪くなったらどうしようって、いつも不安ですから。その不安から解放されて、「プロにお任せできている」っていう事実は、私の心の負担をすごく軽くしてくれました。
お試しで考えられた、納得感のある費用
施設を探していると、何百万円もする入居一時金がかかるところもあって、「もし、施設が父に合わなかったらどうしよう…」っていう不安がある中で、それは大きなハードルだったんです。
その点、今の施設はそういう高額な一時金が必要ありませんでした。もちろんタダではないですけど、私たちの感覚で「まあ、これくらいなら」と思える範囲というか。だから、「まずはお試しで入ってみて、どうしてもダメならその時にまた考えよう」って、少し肩の力を抜いて決断できたんですよね。この納得感が、精神的にはすごく大きかったです。