入居前はどのような状況でしたか?
父は当時84歳で、サンスマイル野津田壱番館に入居する前は介護老人保健施設(老健)に入所していました。病状としてはレビー小体型認知症を患っており、物忘れや徘徊、妄想、幻覚、昼夜逆転といった認知症に伴うさまざまな症状が見られていました。身体面については、日常の移動は自立して歩行できており、特別な医療処置が必要な状態ではありませんでした。当時、私自身としては、夜中に父が徘徊してしまうようなことがあっても自分ひとりの力ではとても面倒を見きれないという現実があり、自宅で介護を続けることへの負担感や難しさを強く感じていました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
老健での入所期間があらかじめ決められており、入所から3ヶ月から半年ほどで退所しなければならないという期限がありました。
自宅に戻して介護を行うことは状況的に困難であったため、退所時期に合わせて次の生活の場を確保する必要がありました。去年の12月末頃から次の受け入れ先となる施設探しを始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
父の夜間の徘徊や認知症の症状を考えると、自分たち家族だけで面倒を見ることはどうしても限界があると感じていました。そのため、施設へ入居してもらうことに対して迷い続けるというよりは、自分では対応しきれない部分を専門のスタッフに委ねるしかないという受け止め方をしていました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学に訪れた際の第一印象としては、特に大きな不安を感じるような点はありませんでした。スタッフの人数もしっかり配置されているように見受けられましたし、食堂も広々としていて居心地が良さそうだと感じました。実際に生活されている入居者の方々の様子を見てもゆったりと過ごされている印象があり、ここであれば父も静かに何事もなく落ち着いて過ごせるのではないかと感じられました。