施設から入院を勧められましたが、そうなると
入院費と施設の月額費用が二重にかかってしまいます。それは大きな負担になるため、施設を退去して入院せざるを得ませんでした。しかし、金銭的な問題以上に私を悩ませたのは、その経緯における施設側の対応でした。
初め、施設側は「入院して治療すれば、また施設に戻ってこられますよ」という話でした。私もその言葉を信じて、母がまた施設での生活に戻れるようにと入院に同意したんです。
ところが、時間が経つにつれて、施設の担当者から「やはり、このまま戻るのは難しいのではないでしょうか」と、話のニュアンスが変わっていきました。そして最終的に、母の状態では戻るのは難しいという話になり、話し合いの中で、実質的な「退去」という形で、特別養護老人ホームなどを紹介されたのです。
パンフレットには「要介護5、看取りまで対応可能」と書いてありました。それなのに、いざ母の介護度が上がり、手がかかるようになったら、遠回しに退去を促される。結果的に
追い出されるような感じがして、正直、裏切られたような気持ちでした。「それなら、初めからそう言ってくれれば良かったのに」と。
本当は「話が違うじゃないか」と強く言ってやりたい気持ちでいっぱいでした。でも、母の身を預けている以上、もし何かあって母に影響が及んだら…と思うと、何も言えなくなってしまう。そういった葛藤も、本当につらかったですね。
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