安全な暮らしを支えるバリアフリー環境と充実した医療連携
今の施設を選んだ最も大きな理由の一つは、安全で快適な生活を支えるバリアフリー環境と、万が一の事態に備えた医療連携体制が整っている点でした。母は骨折を経験し、車椅子での生活が主であるため、施設内での移動のしやすさや、転倒のリスクが低い環境であることは非常に重要でした。この施設は、廊下はもちろん、居室や共有スペースに至るまで、段差がほとんどなく、車椅子でもスムーズに移動できるよう設計されています。居室のすぐ近くにトイレが設置されている点も、夜間の移動や緊急時の対応において安心感がありました。
また、医療連携においても、万全の体制が整っていると感じました。常駐の看護師がいるため、日々の健康管理はもちろんのこと、体調の急変時にも迅速に対応してもらえる安心感がありました。協力医療機関との連携も密に取られており、定期的な健康診断や、必要に応じて専門医の診察を受けることも可能です。自宅での生活では、急な体調不良の際にすぐに医療的サポートを受けられるかという不安がありましたが、この施設ならその心配がないと確信できました。入居者の方々が穏やかに過ごされている様子を見ても、安全に対する意識が高いことが伺え、この環境であれば母も安心して暮らせるだろうと判断しました。
大規模施設ならではの魅力と細やかなコミュニケーション
次に、大規模施設ならではの魅力である、多様な入居者との交流機会と、スタッフの細やかなコミュニケーションも大きな決め手となりました。この施設は、比較的入居者数が多く、様々な方が生活されています。これは、母のような認知機能がある入居者にとって、脳への良い刺激になるのではないかと考えました。食堂で皆と一緒に食事をしたり、共有スペースですれ違う際に挨拶を交わしたりと、日々新しい人との出会いがあることで、生活に活気と潤いが生まれると感じました。まるで「学校給食」のように、皆で同じものを食べる一体感も、母にとっては楽しい体験になっているようです。
さらに、スタッフの方々が非常にきめ細やかなコミュニケーションを取ってくださる点も高く評価しています。見学時も、入居者一人ひとりに優しく声をかけ、様子をよく観察されているのが印象的でした。入居後も、母の体調や気分に合わせて柔軟に対応してくださいます。特に、認知症があるため、言葉だけでは伝わりにくい部分も多いのですが、母の表情や仕草から気持ちを読み取って対応してくれるので、安心して任せられます。私たち家族に対しても、面会の際には母の普段の様子や、最近あった出来事などを丁寧に教えてくださるので、離れていても母の生活を身近に感じることができます。このような温かい配慮と細やかなコミュニケーションが、入居者と家族の安心感につながっていると感じています。
家族の負担を軽減する密な情報共有と柔軟な対応
最後に、家族の負担を大きく軽減してくれる密な情報共有と、私たちへの柔軟な対応も、この施設を選んだ重要な理由です。母が施設に入居する前は、私たちの介護負担が大きく、精神的にも肉体的にも疲弊していました。しかし、この施設では、定期的に母の様子を知らせる写真付きのメールを送ってくださいます。母がどんな表情で、どんな活動をしているのかが具体的にわかるので、離れていても母の生活を身近に感じることができ、安心できます。この情報共有は、私たちが介護から解放された分、母の生活への関心を深める上で非常に役立っています。
また、何か母の体調や状況に変化があった際には、すぐに連絡をくださいます。緊急時など、迅速な対応が必要な場合でも、信頼して任せられる体制が整っていると感じています。面会に行った際も、私たちの疑問や不安に対して、スタッフの方が常に丁寧に、そして迅速に答えてくださいます。私たちの義母への思いを理解し、寄り添ってくれていると感じられるため、安心して介護を任せることができています。これにより、私たち家族は、介護から解放された時間を自分たちの生活や、母との穏やかな交流のために使うことができるようになりました。