「できる限り利用者さんの願いを叶えてあげよう」という意識が非常に強い施設だと感じています。入居当初、お菓子の持ち込みや現金の所持についても柔軟に許可していただけましたし、面会の際に「父にとんかつを食べさせてあげたい」という私のわがままも快く聞き入れてくださいました。
食事の量についても、父が大柄でよく食べることを理解してくださり、ドクターストップがかからない範囲で増やしていただくなど、本当にきめ細かく対応していただいています。そのおかげで一時期は4キロも太ってしまい、慌てて調整をお願いしたくらいです(笑)。このような柔軟性は、立ち上げ時期に本社の熱意ある方々が関わっていらっしゃったことや、施設全体のコンセプトとして根付いているからこそなのだと思います。スタッフの方々との連携が非常にスムーズで、透明性が高いことも、この施設を選んで本当に良かったと感じる点です。施設とはグループLINEで繋がっていて、おむつやお菓子がなくなった時の補充のお願いや、手続きに関する連絡などを、いつでも気軽に行うことができます。もちろん電話でのやり取りも可能です。
父は何度か転倒しているのですが、その都度、介護士さんからすぐに電話で連絡があり、「今日の何時何分頃、ドスンという音がしたので駆けつけたところ、このような状況でした」と、
非常に詳しく状況を説明してくださいます。そして、「お世話が行き届かず申し訳ございません」と必ずお詫びの言葉を添えてくださるのです。夜間の巡回以外の時間帯での出来事については、どうしても見守りに限界があることは理解しています。それでも、何かあった時には包み隠さず正直に報告し、その後の処置についてもきちんと説明してくださるので、大きな安心感があります。
意見の食い違いが生じそうになった時も、お互いに言いたいことを率直に伝え合い、きちんと解決することができる風通しの良さも魅力です。何よりも、
父の表情が以前と比べて格段に良くなったことが、この施設にして良かったと心から思える理由です。入居前は、どこか険しい顔つきで、見ているこちらも辛くなることがありましたが、この施設さんにお世話になってからは、とても穏やかな表情で過ごしている時間が増えました。顔色も良く、以前のように急にやつれたり、シワが増えたりすることもありません。
もちろん、認知症の症状として「お腹が空いた」といった不満を口にすることはありますが、それは以前からのことで、スタッフの方々もそれを理解した上で温かく接してくださっています。面会に行くたびに、父がいじめられたり、何か嫌な思いをしたりしているような様子は一切見受けられず、私の目から見ても、心が窮屈な状態ではないことが分かります。前の施設や病院にいた頃とは比べ物にならないほど、精神的に安定していると感じています。この安心感は、何にも代えがたいものです。
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