気兼ねなく要望を伝えられる、風通しの良いコミュニケーション
ここの職員さんたちは、皆さんきちんとこちらの話を聞いてくださる方ばかりです。何か困ったことや「こうしてほしい」という要望があれば、私ははっきりと口に出して伝えるようにしているのですが、決して嫌な顔をされたり、後回しにされたりすることはありません。
もちろん、何でもかんでも思い通りになるわけではありませんが、可能な範囲でしっかりと対応してくれます。そういった職員さんたちの姿勢があるからこそ、こちらも変に遠慮することなく、日々の暮らしの中で感じたことを素直に伝えられています。言いたいことを言えずに溜め込んでしまう、といったストレスがないのは、本当にありがたいことですね。
集団行動が苦手でも大丈夫。自分の時間を大切にできる暮らし
先ほどもお話ししましたが、この施設には賑やかなレクリエーションやイベントがほとんどありません。人によっては、それが物足りなく感じることもあるかもしれません。でも、私のように、集団で何かをするのがあまり得意ではない人間にとっては、これ以上なく気楽な環境です。
毎日決まったスケジュールに縛られることなく、その日の体調や気分に合わせて、自分のペースで一日を過ごすことができます。食堂で顔を合わせる皆さんも、いい意味で干渉し合わない、さっぱりとした関係性の方が多いように感じます。誰かに気を遣うことなく、自分の部屋で好きなことに没頭できる時間は、私にとって何よりの安らぎです。静かで穏やかな毎日を送りたい、と望む方にはとてもフィットする場所だと思います。
何よりも大きかった「費用の安心感」が、心の余裕に
この施設を選んだ、そもそもの一番の理由ですが、やはり費用面での安心感は大きいです。以前いた施設では、月に30万円近くかかることもあり、常にどこかで費用のことを心配しながら暮らしているような状態でした。
もちろん、安ければ良いというわけではありませんが、経済的な負担が現実的な範囲に収まったことで、間違いなく心の余裕が生まれました。「このくらいの金額なら、これからも安心して暮らし続けられる」と思えることは、日々の生活の質を大きく左右します。費用面の不安から解放されたことで、以前よりもずっと穏やかな気持ちで毎日を送れていると感じています。