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白鳥苑
に85歳・女性・要介護1で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2025/11/12
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

85歳・ 女性
要介護1
症状なし
車椅子、杖
症状なし
自宅にいた(独居)
同居可能な環境が整ったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2017/10 〜 2017/11
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入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

もともと母は一人で暮らしていましたが、ある日倒れて病院に運ばれました。その後リハビリ施設に移ったものの、退院して再び一人で自宅に戻るのは難しいだろうという判断になり、施設を探し始めることになりました。 当時は母の介護度もそれほど高くなく、特別養護老人ホームなどに入れる状況ではありませんでした。時間的な余裕もあまりなく、選択肢が限られている中で見つけたのがこちらの白鳥苑です。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

正直なところ、「ここに預かってもらうしかない」というのが当時の切実な心境でした。他に選択肢がなかった、という感覚です。幸い、母自身は施設に入ることに抵抗を示さなかったので、その点は救いでした。

入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

入居後の生活は、サービス付き高齢者向け住宅ということもあり、想像していたよりもずっと自由で安心できるものでした。特に、新型コロナウイルスが流行する前は、本人の意思で自由に外出することもできました。食事も、施設にお願いすれば温かいものを用意してもらえますし、時には外食を楽しむことも可能でした。施設というよりも、サポートの付いた自分の住まい、という感覚に近かったと思います。 また、施設にはデイサービスが併設されていて、希望すれば参加できるというのも良い点でした。母の状態やその日の気分に合わせて、部屋で静かに過ごしたり、デイサービスで他の人と交流したりと、柔軟に過ごし方を選べる環境があったのは、本人にとっても私たち家族にとっても大きな安心材料でした。
空室や料金、入居条件を確認したい方は

退去した理由

退去を決めた一番の理由は、私たちが海外から帰国し、母と同居できる環境が整ったことです。ただ、その決断を後押ししたのは、コロナ禍で母とのコミュニケーションが極端に難しくなってしまったことでした。 私たちの家から施設までは車で1時間以上かかります。それだけの時間をかけて会いに行っても、面会はたったの5分。これでは母の細かな変化や日々の様子を把握することはできません。 さらに、母はだんだんと耳が遠くなり、電話で会話をすることも難しくなっていました。直接会うことも、電話で話すこともままならない状況が続き、「このままではいけない。それなら、いっそ私たちの家に来てもらおう」と、同居を決意するに至ったのです。施設そのものに大きな不満があったわけではなく、家族としてそばにいてあげたいという思いと、コミュニケーションが取れないことへの不安が、退去という選択につながりました。

白鳥苑を選んだ理由

「施設」というより「住まい」としての自由度の高さ

この施設を選んで良かったと感じる一番の理由は、サービス付き高齢者向け住宅ならではの自由度の高さです。特にコロナ禍以前は、本人が望めばいつでも外出や外食ができました。一般的な老人ホームのように厳しく管理されるのではなく、あくまで個人の生活を尊重してくれるスタイルだったので、母も窮屈な思いをすることなく、自分のペースで暮らせていたと思います。私たち家族も、気軽に面会に行ける開放的な雰囲気に安心感を覚えていました。

食事の心配から解放される安心感

一人暮らしの高齢者にとって、毎日の食事の準備は大きな負担です。その点、こちらの施設では、頼めばきちんと栄養バランスの取れた食事を提供してもらえたので、本当に助かりました。かといって、必ず施設で食べなければいけないわけではなく、体調が良い日には外食を選ぶこともできる。その柔軟性がありがたかったです。母の食生活に関する心配がなくなったことは、家族にとって大きな安心材料の一つでした。

必要に応じて利用できるデイサービスという選択肢

施設内にはデイサービスが併設されており、希望すればいつでも利用できる環境でした。毎日参加する義務はなく、本人の体調や気分に合わせて、気軽に選べたのが良かった点です。部屋で一人静かに過ごしたい日もあれば、誰かと話したい日もあると思います。そうした日々の心の動きに寄り添ってくれる選択肢があることは、母の生活の質を保つ上でとても重要だったと感じています。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

施設への改善点はありますか?

施設に対して、特に改善してほしいと感じた点や、不満があって退去したわけではありません。むしろ、コロナ禍以前の自由な環境やスタッフの方々の対応には満足していました。 ただ、結果として退去のきっかけになったのは、コロナ禍におけるコミュニケーションの取りづらさでした。もちろん、感染対策のために面会を制限せざるを得なかった施設の事情は十分に理解しています。 しかし、遠方から通う私たちにとって、5分という面会時間では母の様子を知るにはあまりにも短く、不安は募る一方でした。もし、もう少し柔軟なコミュニケーション手段があれば、また違った選択をしていたかもしれません。
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白鳥苑の写真
白鳥苑
サービス付き高齢者向け住宅
標準
プラン
月額12.4万円
(入居金3万円〜)
入居金0
プラン
-
空室や料金、入居条件を確認したい方は

取材して

お母様を思うお気持ちが、穏やかで丁寧な語り口からひしひしと伝わってくるインタビューでした。施設への直接的な不満ではなく、コロナ禍という誰にも予測できなかった事態と、ご自身の帰国という生活環境の変化が重なり、お母様とのコミュニケーションを最優先した結果の「同居」という選択だったことがよく分かります。 施設との物理的な距離や、予期せぬ事態が起きた際のコミュニケーション手段の確保も、施設選びの重要な観点の一つなのだと改めて気付かされる、貴重なお話を伺うことができました。
取材日:2025/11/12
執筆者:岸川京子

入居した施設について

閲覧済
ランキング3位栗原市 人気 No.3

白鳥苑

医療法人社団いけの医院サービス付き高齢者向け住宅
白鳥苑

こちらは 宮城県栗原市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 宮城県栗原市 ですか?

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お部屋はお一人おひとりに個室をご用意。プライバシーの守られた空間で、ゆったりとお過ごしください。明るく広々としたダイニングです。お食事を召し上がったり、趣味の活動を楽しんだりと日々にぎわっています。ホームの玄関です。ご入居者様やご来訪のお客様を、スタッフがあたたかくお迎えします。
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明るく広々としたダイニングです。お食事を召し上がったり、趣味の活動を楽しんだりと日々にぎわっています。
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満室
自立要支援1•2要介護1〜5認知症可
宮城県栗原市金成沢辺町164-1
沢辺駅から 徒歩9分
※2025/07/19更新

「白鳥苑」は、栗原市金成沢辺町にあるサービス付き高齢者向け住宅です。運営母体である「医療法人いけの医院」の全面的なバックアップにより、手厚いサポート体制を確立していいます。スタッフは24時間常駐し、安否確認サービスとして毎日の見回り・お声がけを実施。さらにナースコールよりお呼び出しがあれば、すぐにご入居者様のおそばまで駆け付けます。また日ごろから専門医により健康管理を行うほか、夜間に体の状態が変化した場合も迅速に対応できる体制を確立。インスリン投与や在宅酸素、人工透析、ペースメーカーなど、お持ちの症状で入居をお悩みの方もお気軽にお問い合わせください。

レビュアーアイコン
2.0
良かった点郵便局が近く、入居者一人で外出可能
残念だった点医療機関への送迎サービスがない
入居者の数に対してスタッフが多いと感じた。入居者の介護度が余り大きくないので、減らしても良かったと思う。 小さな施設なので、掃除が行き届いていたと思う。新しい異施設だったので、汚れていることはなかった。 続きを見る
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