馴染み深い景色がもたらす、心の安定
この施設を選んで良かったと思う一番の理由は、父にとって馴染み深い環境であることです。施設の窓から母校である高校の校舎が見えるんです。知らない土地だったら、どんなに景色が良くても心が休まらなかったかもしれません。でも、ここなら窓を開けるたびに、昔を懐かしむことができます。1階にはもともと父が通っていたデイサービスが併設されていて、今も週に1回通っています。こうした地元との繋がりが、父の精神的な安定に繋がっていると強く感じます。
本人が「おいしい」と喜ぶ、柔軟な食事対応
食事に関しても満足しています。面会の際に「ご飯はどう?」と聞くと、いつも「おいしいよ」と嬉しそうに答えてくれます。父は幸い好き嫌いはないのですが、歯の状態があまり良くないので硬いものが食べられません。そのことをお伝えすると、きちんと刻み食で対応してくださるので助かっています。私自身、家で介護していた頃は調理師免許を活かして食事の形態を工夫していましたが、施設でも同じように個別の配慮をしていただけるのは、本当にありがたいことだと思います。
職員の方々の、穏やかで余裕のある雰囲気
施設全体の雰囲気がとても穏やかな点も、良かったと感じています。ここはサービス付き高齢者向け住宅なので、比較的自立度の高い方が多いということもあるかもしれませんが、職員の方々がピリピリしたり、時間に追われたりしている様子がありません。みなさん、ゆったりと落ち着いて入居者の方に接しているように見えます。父が「寂しい」と訴える時も、きっと穏やかに話を聞いてくださっているのだろうなと想像できます。家族として、大切な父を安心して預けられる温かい雰囲気があるのは、何より嬉しいことです。
いつでも自由に会いに行ける柔軟な面会体制
面会のしやすさも、この施設の大きな魅力です。最近ではまだ、面会に事前予約が必要だったり、時間制限があったりする施設も多いと聞きますが、ここはそういった制限が一切ありません。好きな時に、ふらっと顔を出すことができます。基本的にはアパートと同じような扱いなので、家族が自由に出入りできるんです。父から「来てくれ」と言われた時にすぐに行けるだけでなく、私自身の都合の良い時に気軽に様子を見に行けるこの体制は、家族にとって非常にありがたいと感じています。