信頼する主治医のすぐ近くという安心感
この施設を選んだ一番の決め手は、母の主治医がいる病院からすぐ近くにあるという点でした。
入居前は、癒着による急な高熱が出るたびに、2時間以上かけて介護タクシーで病院へ駆け込むという生活で、親子共々心身ともに疲れ果てていました。いつ症状が出るかわからないという不安は、本当に大きなストレスでした。
しかし、こちらに入居してからは、何かあってもすぐに先生に診てもらえるという安心感が、何物にも代えがたい心の支えになっています。不思議なことに、入居してからは症状そのものが落ち着き、緊急で病院に駆け込むこともほとんどなくなりました。この安心感こそが、この施設を選んで最も良かったと感じる点です。
施設内で調理される、手作りの食事
母は、ここの食事がとても気に入っているようです。以前、短期で別の施設にお世話になったことがあるのですが、そこは外部から運ばれてくるお弁当のような食事で、母の口にはあまり合わなかったようでした。
その点、こちらの施設では厨房で手作りされた温かい食事をいただけるので、「とても美味しい」と喜んでいます。生活の中で、大きな楽しみの一つになっているのだと思います。
自由な雰囲気の習字レク
母は今、週に2回ある習字の時間を心待ちにしています。先生が一人ついてくださるそうですが、お手本を見ながら思い思いに好きな字を書く、という自由なスタイルが母には合っているようです。紙もたくさん用意してくださるそうで、集中して書き続けている、と話していました。
何より嬉しいのが、書いた作品を施設内の壁にきちんと貼り出してくれることです。面会に行くと、母の書いた字が飾られていて、本人も「貼ってあったでしょう」と、とても誇らしげです。自分の作品が認められるという経験は、大切な生きがいになっているのだと思います。楽しみながら続けられることがあるのは、本当にありがたいです。
感染症リスクを抑える、専門的な入浴介助
人工関節の手術をした母にとって、傷口からの感染は常に気をつけなければいけないことでした。特に、癒着が起きていた時期は菌が全身に回る危険性もあったため、入浴には細心の注意が必要でした。
こちらの施設では、入浴の際に膝を完全に防水カバーで覆ってから介助してくださいます。この専門的なケアのおかげで、菌が入る心配をせずに、安心してお風呂に入ることができています。自宅での介護では、ここまで徹底したケアはなかなか難しいと思います。プロの方々にお任せできることで、不安がかなり軽くなりました。