スタッフの方々の親身なケア
何よりも良かったのは、スタッフの方々の温かい対応です。入居当初、環境の変化に戸惑っていた義母でしたが、スタッフの方々が本当に親身に接してくださいました。偶然にも、スタッフのお一人が義母の次男にそっくりで、義母がすぐに心を許すきっかけになったのは、幸運なことでした。
また、それまで義父との緊張関係の中にいた義母にとって、定期的に温かい食事が出てきたり、ゆっくりお風呂に入れたりという、当たり前の日常がとても大切だったのだと思います。プロの方々による丁寧な身体的ケアが、義母の心をゆっくりとほぐしていき、入居前に比べて表情がとても穏やかになったのが印象的でした。私たち家族もその姿を見て、本当に安心することができました。
一人ひとりに合わせた、分かりやすい生活サポート
義母は認知症の症状が出始めていたため、新しい環境での生活、特にトイレの使い方などに不安がありました。尿漏れパッドの捨て方が分からなくなって、トイレを詰まらせてしまうこともあったんです。私たちも介護の経験が浅く、どうすれば良いか戸惑っていました。
しかし、施設では「パッドはここに捨てましょう」「トイレのスイッチはここです」といったことを、誰が見ても分かるように大きく表示してくださったんです。ただ介助するだけでなく、本人が一人でできるような工夫をさりげなくしてくださる。そうした細やかな配慮のおかげで、義母は少しずつ自信を取り戻し、トイレも一人でちゃんとできるようになったんです。「お母さん、できるようになったね」と声をかけると、嬉しそうにしていたのを覚えています。
家族も温かく迎え入れてくれるアットホームな雰囲気
私には当時、小さな子どもがいたのですが、面会に連れて行くと、他の入居者の方もスタッフの方も、みんなが笑顔で迎えてくれました。「おチビちゃん来たね」と声をかけてくださったり、あやしてくださったり。そんなアットホームな雰囲気が施設全体に流れていて、面会に行くのが全く苦ではありませんでした。
介護施設というと、どこか閉鎖的なイメージを抱いてしまう方もいるかもしれませんが、ここはとても開放的で、スタッフの方とも気軽に義母の様子について話すことができました。家族まで温かく包み込んでくれるような環境だったので、安心して義母を預けることができたのだと思います。