コミュニケーションが取れる環境
母は認知症がなく、他人とのコミュニケーションを求める性格です。特別養護老人ホームも見学しましたが、重度の認知症の方が多く、母のようなタイプには正直合わないと感じました。その点、今の施設では談話室で他の入居者さんと交流したり、塗り絵などのイベントに参加したりと、人との関わりを持てる環境があることは、母にとって良い点だと思っています。孤独を感じさせない、ということは私たち家族にとっても安心材料の一つです。
日々の生活サポートと情報共有の試み
母の日々の様子について、ケアマネージャーさんからリハビリの状況や短期・長期の目標などが書かれた報告書を定期的に受け取っています。また、ティッシュやおむつといった消耗品は、「いきいき通販」というカタログ通販を利用して施設側で注文してもらい、直接届けてもらえるので助かっています。以前はこの通販の存在を知らず私たちが持ち込んでいたのですが、こうした細やかなサポートや情報提供の試みは、日々の生活を支える上でありがたいと感じています。預かり金から支払い、明細もきちんと報告されます。
スタッフの入れ替わりによる対応改善への期待
入居当初はスタッフの対応に本当に苦慮し、強い不信感がありました。高圧的な態度の職員がいたり、情報共有が全くなかったりと、母も私も辛い思いをしました。しかし、私たち家族や他の入居者さんからも声が上がった結果、問題のあった職員は辞め、施設側も少しずつですが努力をされているように感じています。まだ完全に信頼しているわけではありませんが、以前に比べればまだマシになったなというのが正直な気持ちです。この変化が良い方向へ続いてくれることを期待しています。