入居前はどのような状況でしたか?
父が96歳の時でした。もともと心臓に持病があり、要介護2の認定を受けていました。
認知症はありませんでしたが、移動はほとんど車椅子に頼っている状態です。
施設に入る前は、軽費老人ホームで暮らしていましたが、一度入院することになり、退院後の生活の場を探すことになりました。
私たちは名古屋に住んでおり、父のいる大垣市までは車で1時間半ほどかかります。
何かあってもすぐに駆けつけられないという距離の壁は、常に心のどこかにありました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
父が入院したことが、本格的に施設を探し始めるきっかけでした。
退院後の生活をどうするか、病院のソーシャルワーカーさんとも相談し、いくつかの施設を紹介していただきました。
その中の一つが、今回お話しする施設です。
入居を決めるまでは、1ヶ月ほどだったと思います。
病院からの紹介ということもあり、安心して任せられる場所を探していました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学した際に、施設そのものに大きな不安を感じることはありませんでした。
設備も整っているように見えましたし、特に問題はないだろうと思ったんです。
ただ、当時はまだコロナ禍の影響が残っており、面会に時間の制限などがありました。
私たちは遠方に住んでいるので、ただでさえ頻繁には会えません。
その上、面会まで制限されてしまうと、父の様子を直接見ることが難しくなるな、という懸念はありました。
個室にトイレがなかった点も、見学時に確認したポイントの一つです。