入居前はどのような状況でしたか?
義母は私たち夫婦と同居していました。ある時、脳梗塞で倒れ、2~3週間入院して自宅に帰ってきたのですが、そこからあれよあれよという間に認知症が進んでしまいました。
トイレの失敗が増え、お漏らししたものを隠すようになり、これまでうまくいっていた私と義母の関係も、少しずつ破綻し始めていきました。日々の介護もだんだんと手に負えなくなっていきました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
最終的に、夫から「もううちでは見ることができない」という言葉が出たのが、施設探しを始める直接のきっかけでした。介護職をしていた義理の妹からも「もう無理だったら施設に入れてくれていいから」と言われていたので、夫と義妹の了解を得て、私が探し始めることになりました。
まずは自治体の福祉課へ行って施設の一覧をもらいました。直接紹介はしてくれないので、自分たちで端から探していくしかありません。そんな中、たまたま見学に訪れたグループホームが、今回お世話になった「シニアコートあざれあ」さんの関連施設だったのです。
そこで義母の認知症の状況を話したところ、「それなら『あざれあ』という施設が開設したばかりだから、今ならおそらく入れるのではないか」と紹介していただき、すぐに見学に行って入所に至った、という流れです。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
もともとうまくいっていた義母との関係が、介護をきっかけに少しずつうまくいかなくなってしまったのは、やはり思うところがありました。ですが、自宅での介護は精神的にも物理的にも限界に近づいており、夫からも「もう見れない」と言われていたので、施設にお願いするしかないという状況でした。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学時の不安は特にありませんでした。むしろ、場所的に義理の妹がバイパスに乗れば面会に来やすい立地で、私たち家族にとっては理想的だなと思いました。
施設の中を見させていただいた時も、特に問題だと感じる点はありませんでした。お部屋の中にトイレがきちんと設置されていたのも良かったです。