徹底されたセキュリティ体制
今回の施設選びで、絶対にはずせない条件が「セキュリティ」でした。前の施設で、勧誘員などが自由に出入りし、兄がトラブルに巻き込まれかねないという苦い経験があったからです。 その点、ベストライフ浜松東さんは、見学に訪れた瞬間に安心できました。
エントランスには必ず職員の方がいる受付があり、来訪者はそこで必ずチェックされます。誰でも簡単に入れてしまうような環境ではないことが一目でわかりました。施設長さんに直接、事情を説明し、「許可のない外部の人間は絶対に入れないでほしい」とお願いした際も、真摯に耳を傾け、約束してくださいました。この「守られている」という安心感が、ここにお任せしようと決めた最大の理由です。
生活に張りを与える、レクリエーションと外出の機会
私たちが面会に行くと、施設内ではいつも楽しそうなレクリエーションが行われています。そして、兄も当たり前のようにその輪の中にいる。その光景を見るたびに、ここでの生活に馴染んでいるのだなと実感し、嬉しくなります。
さらに、週に一度、作業所のような場所へ出かける機会もいただいているようです。施設の中だけで完結する生活ではなく、外に出て、何かしらの役割を持つ。こうした社会とのつながりが、高次脳機能障害を持つ兄にとって、良いリハビリや刺激になっていると感じます。本人の口から不満が出ないのも、日々の生活が充実している証拠なのだと思います。
離れていても様子がわかる、安心の連携体制
私は頻繁に施設へ顔を出すことができません。だからこそ、施設と、私たち家族を繋いでくれる存在が不可欠でした。契約している身元保証会社の方が定期的に面会し、その都度電話で兄の様子を報告してくれます。その報告の中で、職員の方々が感じの悪いといった話は一度も聞いたことがありません。
直接会った職員の方々の印象も良く、安心して兄を任せられています。何かあればすぐに連絡が取れ、兄の様子がわかる。この連携体制があるからこそ、離れていても心配なく自分の生活を送ることができています。