入居前はどのような状況でしたか?
もともと祖父は、私たち家族と同居していました。ですが、アルコールへの依存が強くなってしまい、家で面倒を見るのが少しずつ難しくなっている状況でした。
一度、アルコール依存の治療のために病院へ入院し、薬の処方も受けていたのですが、治療を終えて家に戻ってきても、自分でコンビニなどへお酒を買いに行って飲んでしまうことが続いていました。飲んでいるときは、同居している祖母に対して強く当たってしまうこともあり、家族としてもどう対応すれば良いか、厳しい状態になっていたんです。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
アルコール依存の治療後も自宅での飲酒が止まらず、特に祖母へのあたりが強くなっていたことから、このままではいけないと家族で話し合いました。その結果、自宅で面倒を見続けるのは難しいという結論に至り、介護施設への入居を本格的に検討し始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
祖父はもともと当たりの強い性格ということもあり、施設への入居には最初、かなり抵抗がありました。
施設見学に一緒に行った際も、スタッフの方に対して少しぶっきらぼうな態度を取ることもありました。本人が嫌がっている中で入居を進めることになりましたが、最終的にはなんとか話をしながら説得し、入居してもらう形になりました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学時の第一印象は、とても明るい感じでした。施設の中には入居者の方々が一度に集まれる広いスペースがあり、皆さん仲が良さそうにお話をされていました。そこで働くスタッフの方も、その会話の中に自然に入っていったりしていて、とても良い雰囲気だと感じました。
そのため、見学の時点で特に不安に感じた点はありませんでした。