ベスト笠松さくらの里
に90歳・女性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

姉は90歳を過ぎて、以前は東京で一人暮らしをしていました。姉自身はまだ東京にいたかったようなのですが、高齢ということもあり、少し認知症の症状も出てきたように感じました。「このまま一人では危ないな」と心配になり、私が自分の家の近くで施設を探して、こちらへ来てもらったんです。

入居してからは、姉も割と喜んで過ごしてくれているようで、安心しています。デイサービスにも行っているようですが、特に文句も言わず、楽しんでいるように見受けられます。私も近くにいますので、週末にはよく自宅に連れてきて一緒に泊まったり、土曜日には一緒に買い物に出かけたりしています。こうした今の生活に、私もとても満足しています。

この施設を選んで本当に良かったと実感している大きな理由の一つが、週末などに姉を私の自宅へ気軽に連れて帰ったり、一緒に出かけたりできることです。実際に、週末にはよく姉を自宅に泊まりに連れてきていますし、土曜日には一緒に買い物に出かけるなどの時間を過ごせています。姉自身も施設での生活には割と喜んでくれているようで、デイサービスにも参加し、特に大きな不満も口にしないので、私たちも安心してそうした時間を計画できます。施設に入っても姉との繋がりが薄れることなく、むしろ以前のように濃密な姉妹としての時間を過ごせることに、心から満足しています。

施設では定期的な健康チェックをしてもらっていますし、普段の薬の管理もお願いできています。体調に何か変化があった際には、お医者さんの方から直接お電話で連絡をいただけることもありますし、必要に応じて「病院へ連れて行ってほしい」といった依頼もあるので、医療面でもきちんと見ていただけているという安心感があります。離れて暮らしていた時には難しかった医療面でのサポートも、今は施設を通じてスムーズに行えるので助かっています。

姉は、施設での食事も特に問題なく摂れているようですし、デイサービスにも喜んで行っていると聞いています。毎日のことで心配な食事の面や、日中の活動についても、姉が不満を言わずに過ごせているのは、私たち家族にとって安心できる点です。姉がそうして日々を過ごせていることも、この施設で良かったと感じる理由の一つになっています。

施設の中の細かいことまでは、私自身がずっと一緒にいるわけではないので詳しくは分かりませんが、今のところ特に「こうしてほしい」という改善点などは感じていません。食事もきちんと摂れているようですし、デイサービスも嫌がらずに行っているようですから。姉本人がどう思っているかは細かくは分かりませんが、少なくとも私に対して何か困ったことや不満を強く訴えてくることはないので、きっと穏やかに過ごせているのではないかと思っています。

お電話でお話を伺った妹様は、お姉様のことを心から気遣い、ご自身の近くに来てもらった経緯や、現在の穏やかな生活について、落ち着いたトーンでお話しくださいました。お姉様が施設での生活に満足されているご様子を嬉しそうにおっしゃっていたのが印象的です。週末にはご自宅に招いて一緒に過ごされるなど、姉妹の温かい関係が続いていることを感じました。この体験談が、ご家族の施設利用を検討されている方々の参考になれば幸いです。