入居前はどのような状況でしたか?
母が90歳の時でした。もともと別の施設でお世話になっていたのですが、入院を繰り返すようになってしまって。一度退院しても、また1週間後には再入院という状況が続きました。
だんだんと身体も思うように動かなくなり、車椅子での生活が中心で、常に酸素チューブをつけているような状態でした。幸い、認知症の症状はほとんどありませんでしたが、要介護度は入院前は3だったのが、あっという間に一番重い5になってしまいました。家族としては、日に日に弱っていく母の姿を見るのが辛く、これからどうすればいいのか、不安な気持ちでいっぱいでした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
そんな中、入院先の病院の先生から「これだけ入退院を繰り返すのであれば、もっと医療体制が手厚い施設に移った方が、お母様ご本人も安心なのではないか」というお話をいただいたのが、新しい施設を探し始める直接のきっかけです。前の施設では、医療的なケアの面で対応が難しくなってきていたのだと思います。医療面でしっかりサポートしていただける場所を、ということで紹介サービスの方にご相談し、施設探しが始まりました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
もともと施設での生活には慣れていたこともあり、母自身が新しい施設に移ることへの抵抗は特にありませんでした。私たち家族も、母にとってより良い環境で過ごしてほしいという一心でしたので、入居を決める際に大きな葛藤や罪悪感のようなものは感じませんでした。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
紹介会社の方にいくつか施設を案内していただき、こちらの施設も見学に伺いました。その際、特に不安に感じるような点はありませんでした。スタッフの方の対応も丁寧でしたし、施設内も清潔に保たれている印象を受けました。