駅から徒歩1分。家族や友人が集いやすい抜群の立地
この施設を選んで本当に良かったと思う理由の一つは、その立地の良さです。最寄りの伊勢原駅から歩いて1分というアクセスの良さは、私たち家族にとって大きな支えになりました。私自身、仕事帰りに気軽に立ち寄ることができましたし、高齢の母の兄弟たちも「ここなら分かりやすくて来やすい」と、頻繁に顔を見せてくれました。友人の方々もたくさん訪ねてきてくださり、母は寂しい思いをすることがなかったと思います。人が集まることで生まれる賑わいや温かさが、母の力になっていたのは間違いありません。
限られた時間を大切にできた外出の自由さ
家族が一緒であれば、外出を自由にさせていただけたことも、本当にありがたかったです。母の体調が良い日には、車椅子を押して近くのレストランへ行き、一緒に昼食をとりました。施設に入ると外の空気を吸う機会が減ってしまうのではないかと心配していましたが、ここではそんなことはありませんでした。残された時間が限られている中で、外に出て食事をしたり、季節の移ろいを感じたりする時間は、母にとっても私にとっても、かけがえのない思い出です。本人の希望と家族の気持ちを最大限に尊重してくれる、その柔軟な姿勢に心から感謝しています。
医療面の絶対的な安心感
末期の癌という状況でしたから、医療体制の充実は施設選びの絶対条件でした。この施設は1階にクリニックが併設されており、何かあればすぐに下の先生が様子を見に来てくれる、という体制が整っていました。実際に、体調に変化があった際には看護師さんがすぐに医師へ伝えてくださり、迅速に対応していただけました。その日のうちに私にも「こういう処置をしました」と連絡をくださるので、離れていても常に状況を把握でき、安心して仕事をすることができました。この医療連携があったからこそ、母は最後の時まで穏やかに過ごせたのだと思います。
心に寄り添う、スタッフの方々の明るく温かいケア
施設のスタッフさんは若い方が多かったのですが、皆さん本当に明るく、心のこもったケアをしてくださいました。母の冗談に付き合って笑ったり、時には一緒に外へお団子を買いに連れて行ってくれたり。マニュアル通りの対応ではない、一人ひとりに向き合った温かさが常にありました。そのおかげで、施設全体が暗くなることなく、いつも活気があったように感じます。母が亡くなった後、担当だった方がお墓参りにまで来てくださったことは、その温かさの象徴です。人と人との繋がりを大切にしてくれる、そんな素晴らしいスタッフさんたちに出会えたことが、何よりの幸運でした。
目の行き届いたアットホームな環境
施設は20数名ほどが入れる、比較的小規模なところでした。その規模感が、かえって良かったのだと思います。大きすぎないからこそ、スタッフの皆さんの目が行き届き、一人ひとりの入居者に細やかな気を配ることができていたのではないでしょうか。いつも誰かが見守ってくれているという安心感がありましたし、施設全体がまるで一つの家族のような、アットホームな雰囲気に包まれていました。母が寂しさを感じることなく、穏やかな日々を送れたのは、この温かい環境があったからこそだと感じています。