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ホームステーション経堂
に91〜95歳・女性・要介護1で入居中の方へのインタビュー

介護付き有料老人ホーム
投稿日:2026/02/24
女性
91〜95歳 / 女性 / 要介護1 / 実の父母

入居者プロフィール

症状なしせん妄異食幻覚・錯視自傷・他傷行為食事・入浴・服薬の拒否昼夜逆転物忘れ暴力行為妄想徘徊暴言その他
症状なし見守り自立車椅子手引/伝い歩き寝たきり歩行器
症状なし
病院に入院していた老健に入居していたその他施設に入居していた自宅にいた(同居)自宅にいた(独居)
父が精神的に不安定になり、自宅での見守りが困難になったこと

ホームステーション経堂を
選んだ理由

家族の不安に寄り添う、温かく迅速な対応

この施設に決めた一番の理由は、スタッフの方々の温かい対応でした。父が精神的に不安定になり、一刻も早く安全な場所を確保しなければならなかった時、地域包括支援センターからの紹介で「空きがありますよ」と緊急で受け入れてくださったのが、この施設でした。当時の施設長さんは、私たちの切羽詰まった状況を深く理解し、「大丈夫ですよ」と優しく受け止めてくださいました。その一言がどれほど心強かったか分かりません。 その後、他の施設も見て回りましたが、最終的にここに決めたのは、入居者本人だけでなく、支える家族の不安な気持ちにまで寄り添ってくれる姿勢を感じたからです。介護が初めてで戸惑う私に、「こういう時はこうすると良いですよ」と具体的なアドバイスをくださったり、面会に行くたびに父の様子を細かく伝えてくださったり。その一つひとつが、私たちの大きな支えになりました。

個人の「生きがい」を諦めずに支える姿勢

父は昔から囲碁が大好きで、施設に入る直前まで毎日碁会所に通っていました。入居してからは、施設内でも誰か打てる人がいればと願っていましたが、いらっしゃいませんでした。ある時、施設の方が「囲碁のボランティアさんを探しましょうか」と提案してくださったのです。そして本当に、月に一度来てくださるボランティアの方を見つけてきてくれました。さらには、施設に碁盤まで用意してくださったんです。 今では月一回の囲碁の時間が、父にとって何よりの楽しみであり、生きる活力になっています。もちろん体調によってはできないこともありますが、それでも「次の囲碁の日」があるということが、父の毎日に張りを与えてくれているのは間違いありません。

季節感や個人の好みを大切にする、温かい食事とイベント

こちらの施設は中に厨房があり、バランスの取れた温かい食事を3食出してくださいます。父も「食事は美味しい」と言っていますし、季節に合わせた行事食も楽しみの一つです。お雛様の時にはちらし寿司が出たり、誕生月にはケーキバイキングがあったり。 また、お誕生日会もしっかりお祝いしてくださって、写真を撮って掲示してくださるのも嬉しいですね。父は耳が聞こえないので、カラオケなどのイベントには参加できないのですが、スタッフさんは「その場にいるだけでも雰囲気が違いますから」と、疎外感を感じさせないよう根気強くお声をかけてくださいます。また、日常のコミュニケーションでは、常にホワイトボードを使い、筆談で丁寧に話しかけてくれます。そういった「できないから諦める」のではなく、その人なりに楽しませようとしてくれる姿勢が本当にありがたいです。

日々の健康管理と、家族の心を軽くする連絡の作法

高齢ですから、日々の健康状態は常に気がかりです。その点、週に一度お医者様が往診に来てくださり、日中も看護師さんが常駐してくれているので、安心して任せることができます。先日も、父の背中にできものができた際にすぐにお電話をいただきました。「お薬を処方してもらってもよろしいでしょうか」と、きちんとこちらの意向を確認してくださいます。 特に感心するのは、お電話をくださる際の心遣いです。施設から電話がかかってくると、どうしても「何かあったのでは」と心臓がドキッとしてしまうのですが、ここのスタッフさんは必ず「急なご要件ではありませんので、ご安心ください」と第一声で伝えてくださるのです。この一言があるだけで、こちらの気持ちは全く違います。ささいなことかもしれませんが、常に家族の気持ちを想像して行動してくださっているのだなと、感謝の気持ちでいっぱいになります。 面会については、いつでも時間がある時に伺えるようになっています。暖かい日には、車椅子を押して近所をちょっとお散歩したり、ドライブに出たりもしています。施設にお願いすれば有料でやっていただくこともできますが、週に1回は施設に行ってるので家族の付き添いで外出しています。

最期の看取りまで、家族の意向を尊重してくれる安心感

将来的なことですが、「最期の看取りまでします」と言ってくださっているのが心強いです。高齢なので、もしもの時に病院の手配で走り回るのではなく、ロウソクの火が消えるようにここで送ってあげたいと考えています。 もちろん医療行為には限界があり、延命を希望するなら転院が必要といった説明も、最初から包み隠さずカウンセリングしてくれました。できないことはしっかり伝えた上で、相談に乗ってくれるケアマネジャーさんや看護師さんがいることが、私たちの心の支えになっています。

入居前の問題や施設探しのきっかけ

入居前はどのような状況でしたか?

父は入居当時93歳で、マンションで一人暮らしをしていました。要介護認定は受けていたものの、食事の支度からお風呂まで身の回りのことはすべて自分でこなし、大好きな囲碁のために碁会所までバスを乗り継いで出かけるほど元気でした。私も嫁いだ身ですし、本格的に父の介護をするのはこれが初めて。それまでは本当に、自分の力で生活を成り立たせている父でした。 ただ、今思えば少しずつ変化の兆しはありました。住んでいるマンションの階数がわからなくなったり、碁会所からの帰り道がわからなくなったり。それでも、90歳を過ぎて一人で暮らしているのですから、大したものだと感じていました。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

施設探しを始めた直接のきっかけは、父が精神的に追い詰められてしまったことでした。おそらくトイレの失敗をひどく気にしてしまったようで、もともとプライドの高い人でしたから、自分でできていたことができなくなったショックが大きかったのだと思います。「もうダメだ」「娘に迷惑をかける」と感じて、ついにはマンションから飛び降りようとしたのです。 慌てて父の家に駆けつけ、1ヶ月ほど泊まり込みで付き添いました。しかし、夜中にふと目を覚ますと父の姿がなく、ベランダの柵の向こう側に立っているのを見つけた時は、血の気が引きました。首根っこを掴んで必死で引き戻しましたが、もう私一人の力では父の命を守れないと痛感しました。父自身も「もうここにはいられない、どこかに入れてくれ」と懇願するようになり、私たちは大急ぎで父が安心して過ごせる場所を探し始めました。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

父に「施設に行きたくない」と言われると、やはり今でも胸が痛むんです。本当は最期まで家で見てあげたかった。けれど、マンションの手すりの向こう側にいた父を見つけ、首根っこを掴んで引きずり戻したあの瞬間の恐怖を思い出すと、「私の力だけでは、もう父の命を守りきれない」と痛感していました。 「もし父が施設を嫌がったら…」と何度も自問自答しましたが、幸いにも本人自ら「どこか入れてくれ、探してくれ」と言ってくれたことが、唯一の救いでした。父の頭がしっかりしていたからこそ、自分自身の限界を悟ってそう口にしたのだと思いますが、もし父に自覚がなければ、私の方はもっと精神的に追い詰められていたはずです。 最後の一人となった父を、娘である自分が本格的に見なきゃいけないという責任感。一方で、私の目が行き届かないところで何かあったらという不安。その間でずっと心は揺れ動いていました。最終的には「命には代えられない。見守ってくださる専門のところがいい」と自分に言い聞かせ、入居の決断に至りました。

見学時、施設に対する不安はありましたか?

最初に「ホームステーション経堂」にお世話になったのは、地域包括支援センターに相談し、緊急避難的に受け入れていただいたのがきっかけでした。本人は「入院させてくれ」と言いましたが、どこも悪くないので病院は入れません。とにかく父を一人にしておけないという状況でしたので、すぐに「大丈夫ですよ」と引き受けてくださったことに、ただただ感謝するばかりでした。 その後、落ち着いてから他の施設も5、6軒見学しました。特にグループホームは、費用面での魅力も感じて見学に行きました。施設長さんも良い方ばかりでしたが、やはりその場の雰囲気というか、徘徊されている方もいたり、認知症の症状が様々に出ていらっしゃる方々の中で、父のように頭ははっきりしているけれど耳が聞こえない、という状態では、かえって精神的に辛いのではないかと感じました。他の施設を見たことで、かえってこちらの施設の環境が父には合っているなと思い、そのままお世話になることにしました。

ホームステーション経堂に
入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

入居後の父は驚くほど落ち着いていました。「家に帰りたい」と言ったことは一度もなく、一人暮らしだった自宅の荷物を処分する話をした時も、「ああ、いいよ」とあっさりしたものでした。よほど、一人でいることの不安や、私に迷惑をかけてしまうというプレッシャーが大きかったのだと思います。 今、父に「施設での生活は楽しい?」と聞くと、「楽しいことはない」と答えます。耳が聞こえないので、他の方とのコミュニケーションは難しいですし、それは仕方のないことかもしれません。それでも、「ご飯も美味しいし、不満なことは何もないよ」と穏やかに話してくれることが、私にとっては何よりの救いです。 日中は自室にこもっているわけではなく、ほとんどの時間をリビングで過ごしているようです。他の入居者の方々の気配を感じられる場所に身を置くことで、孤独を感じずにいられるのかもしれません。夜中に父がベランダにいないかという悪夢のような心配から解放され、専門の方々が24時間見守ってくださっているという安心感は、何物にも代えがたいです。私自身の心も、本当に軽くなりました。

見学時の不安は解消しましたか?

緊急入居だったので、当時は書類の準備もままならない状態でした。父は元気だったので介護保険も切れていて更新もしていなかったんです。ですが、施設側が「診断書も住民票も、介護保険の更新も全部後でいいですから、とにかく明日から連れてきてください」と言ってくださいました。 包括センターの方からも「いい施設ですから安心して」と背中を押されましたし、所長さんが「大丈夫ですよ」と引き受けてくださったことで、当時の切羽詰まった不安が解消されました。

ホームステーション経堂の
退去検討理由・入居後のギャップ

退去を検討したことはありますか?

施設での生活には心から満足しており、退去を考えたことは一度もありません。本当に皆さんによくしていただいています。 強いて一つだけ挙げるとすれば、スタッフさんの異動に関することです。とても親しくさせていただき、父のこともよく理解してくださっていた方が、ある日突然、何のご挨拶もなくいなくなってしまうことがあるのです。後から他の方に伺うと「実は異動になりまして…」と。もちろん、会社の方針で事前に伝えられないなど、様々な事情があることは理解しています。ですが、お世話になったお礼の一言もお伝えできなかった時は、やはり少し寂しい気持ちになりました。

取材者のコメント

お父様を深く愛し、その尊厳を守ろうと奮闘されてきたご様子が、静かで落ち着いた語り口からひしひしと伝わってきました。ご自宅での介護が限界に達し、一晩中お父様から目が離せなかったというお話には、胸が締め付けられる思いでした。 今回お話を伺った施設は、ただ身の回りのお世話をするだけでなく、お父様の「囲碁が好き」という個性を尊重し、ボランティアを探し出すなど、ご本人の「生きがい」にまで寄り添う姿勢が非常に印象的でした。また、耳が聞こえないお父様への筆談でのコミュニケーションや、ご家族への電話一本に至るまでの細やかな配慮など、マニュアルだけではない血の通ったケアを実践されていることがよく分かります。施設選びにおいて、こうしたスタッフの方々の温かい人間性がいかに大切かを改めて感じさせられる、貴重なお話でした。
取材日:2026/02/11
執筆者:岸川京子

見学した施設

施設探しをしていた時期:2023/03 〜 2023/03

施設の基本情報

閲覧済

ホームステーション経堂

ALSOKらいふケア株式会社介護付き有料老人ホーム
ホームステーション経堂

こちらは 東京都世田谷区 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 東京都世田谷区 ですか?

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「ホームステーションらいふ経堂」のお食事は、毎日3食、管理栄養士が栄養バランスを考えた献立をご提供しています。月に2回の季節食ではお食事から季節を感じていただけるよう、旬の食材をたっぷりと盛りこんだメニューをご用意。出張お寿司屋さんのイベントは、お好きなネタをお好きなだけ食べていただけるため、大人気のイベントです。そのほか当ホームでは「ご入居者様の食べたいものを提供する」ことも大切にし、個別のお食事対応も行っています。嚥下機能の低下された方が「ピザを食べたい」とご希望されたときには、形を崩さないように刻む工夫をして喜んでいただきました。

レビュアーアイコン
3.2
良かった点料金が近隣施設より安い
残念だった点最寄り駅から遠く、駐車場も少ない
明るくてきぱきしたスタッフさんが多かったです。親切にしていただけそうな雰囲気でした。 近隣の他の施設と比較してもお休めの料金です。 私が見学したときは空きがありませんでした。 続きを見る
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