入居前の状況
叔父が亡くなってから、叔母は自分の家で一人で暮らしていました。子どもがいない叔母のことが気掛かりで、私が住む離れた街から様子を見に行っていたのですが、往復で3時間もかかってしまうんです。用事を済ませてゆっくり話をしていると、もう1日がかりで。私も仕事がありますから、休みの日がその往復で全部潰れてしまう、みたいなことが続いていました。
施設探しを始めたきっかけ
何かあった時にすぐ駆けつけられないのはやっぱり不安ですし、このままずっと続けるのは大変だ、ということで、先々のことを考えて私の家の近くに来てもらうのが一番いいんじゃないか、と思ったのが施設探しを始めたきっかけですね。
入居決断時の葛藤・罪悪感
私たちの場合は不思議とそれがなかったんです。むしろ、叔母も高齢なので元気なうちに、一人でぽつんと過ごすんじゃなくて、新しい場所で皆さんと交流してお友達を作って、楽しく過ごせる方が絶対に良いと思っていたので、「できれば早く、早く」と考えていました。叔母もすんなり受け入れてくれて、本当に助かりましたね。
見学時の施設に対する不安
施設探しでは、担当の方に何件かご提案いただいて、いくつか見比べることができたのが良かったです。
例えば、コロナ対策で「お部屋から一切出ないで」という方針の施設もありました。でも、それだと交流がなさすぎて寂しいかな、と。かと思えば、すごく高級な雰囲気で叔母には合わないかなと感じたり、逆に自由すぎて「何かあった時、本当に大丈夫?」と不安に思う施設もあったりして。