スタッフの質の高さと長年の信頼関係
この施設を選んで一番良かったと感じるのは、スタッフの方々の質の高さです。長い期間お世話になっていますが、人の入れ替わりはありつつも、皆さん長く勤めていらっしゃる方ばかりです。だからこそ、父の元気だった頃のことから今の状況まで、すべてを理解した上で接してくださいます。
その上で、「最近、肩が痛いとよく言っているのでマッサージを入れましょうか」「理学療法士の先生にお願いしてみませんか」といった、父のその時々の状態に合わせた具体的な提案をいただけるので、心から安心してお任せできます。この揺るぎない信頼関係が、私たちの大きな支えになっています。
身体状況の変化に寄り添う終身利用の安心感
ここに入居した当初、父はまだ元気で介護も不要でした。しかし、年月を経て要介護5になり、認知症も進みました。普通の施設であれば、ここまで状態が変化すると退去や転居を考えなければならないケースもあるかもしれません。ですが、ここではその心配が一切ありません。
もし今後、さらに状態が変化して寝たきりになったとしても、施設内にある介護棟に移ることができると聞いています。環境を大きく変えることなく、住み慣れた場所で、顔なじみのスタッフに見守られながら最期まで過ごせる。この「終の棲家」としての安心感は、何物にも代えがたい価値があると感じています。
本人の楽しみが尽きない多彩なレクリエーション
レクリエーションやイベントが、本人が「忙しいほどある」と感じるくらい、とても充実しています。毎月の特別食のイベントや、朝の体操、お花の教室など、日々飽きさせないための工夫を凝らしてくださっているのが伝わってきます。来週はクリスマス会があるそうで、父も楽しみにしているようです。
認知症が進んだ今、父はそうしたイベントにすべて参加し、楽しんでいます。自宅での一人暮らしでは、到底このような刺激のある毎日を送ることはできなかったでしょう。施設での豊かな時間が、父の心身の健康を支えてくれているのだと、心から感謝しています。
長期的な視点で考えられた施設管理体制
20年以上も経つと、当然ながら建物も古くなってきます。しかし、こちらの施設では現在、大規模修繕を行ってくださるなど、ハード面のメンテナンスもしっかりとしています。長く住む場所だからこそ、こうした管理体制が整っていることは、家族としても安心できる大きなポイントです。
私たちがこれまで一度も退去や転居を考えたことがないのは、日々の手厚いケアはもちろんのこと、この先もずっと安心して住み続けられるという、施設そのものへの信頼感があるからだと思います。