スタッフの皆さんの温かい人柄と丁寧なコミュニケーション
この施設を選んで一番良かったと感じるのは、なんと言ってもスタッフの方々の人柄です。本当に皆さん、心の温かい方ばかりで、いつも母に優しく接してくださいます。舌癌の手術後、少し会話がしづらくなった母は、自分から話しかけることに少し臆病になっていたのですが、ここではスタッフの皆さんが積極的に、そして頻繁に声をかけてくださいます。そのおかげで、今では毎日誰かとおしゃべりする時間があり、それが母にとって大きな喜びになっているようです。
すっかり心を開いた母は、スタッフの方を下の名前で「〇〇ちゃん」と呼ぶほど親しい関係を築けています。週に一度、私が母を食事に連れ出す際も、皆さん「いってらっしゃい!」と明るく送り出してくださり、その度にここを選んで本当に良かったなと実感します。
本人の嗜好を尊重した、安全管理下の喫煙スペース
母にとって長年の習慣であるタバコをやめるのは難しく、施設を探す上での絶対条件が「喫煙できること」でした。多くの施設では火災防止の観点から全面的に禁止されており、途方に暮れかけていた時にこの施設と出会いました。ここには屋外に専用の喫煙場所が設けられています。さらに素晴らしいのは、ただ場所があるだけでなく、ライターとタバコはスタッフの方が預かってくださり、決められた時間に管理のもとで吸えるという点です。
本人の楽しみを奪うことなく、同時に火の元の心配もない。この安全管理の徹底された環境は、家族にとってこの上ない安心材料であり、入居を決断する大きな後押しとなりました。
一人ひとりの身体状況に合わせた食事
母は舌の手術で歯もほとんど抜いてしまったため、食べられるものに制限がありました。自宅にいた頃は、食事の準備に苦労することも少なくありませんでした。しかし、こちらの施設では、そうした一人ひとりの事情に合わせて食事形態を柔軟に変えてくださいます。食べにくい食材は一口大にカットしてくれたり、以前は諦めていた麺類も細かく刻んで食べやすくしてくれたりと、本当にきめ細やかな対応です。
そのおかげで、母は今、好き嫌いなく何でも食べられるようになり、「ここの食事はどれも美味しい」といつも嬉しそうに話しています。食事が楽しみになることは、日々の生活の質を大きく向上させてくれるのだと、母の様子を見て改めて感じています。
家族との時間も大切にできる、外出の自由度の高さ
サービス付き高齢者向け住宅ということもあり、暮らしの自由度が高い点も魅力の一つです。施設によっては外出に厳しい制限があるとも聞きますが、ここでは届け出をすれば比較的自由に外出ができます。私は今でも週に一度、母を外食に連れ出しているのですが、それが私たち親子にとってかけがえのない時間になっています。
施設に入ったからといって家族との関係が希薄になるのではなく、むしろ安心して外に連れ出せるようになったことで、以前よりも濃密な時間を過ごせているように感じます。施設での安心した暮らしを基盤にしながら、家族との時間も変わらず大切にできる。このバランスの良さが、母にとっても私にとっても大きな支えになっています。



























