一言で言えば、施設も提携病院も管理が本当にずさんでした。まともに機能しているものが何もないような状態で、両親それぞれの看取りにおいて信じられないことが続きました。
母に関しては、亡くなる直前の入退院の繰り返しが本当にひどかったです。まず大学病院からの紹介状を施設側で紛失され、病名が伝わっていませんでした。そのせいで、貧血を起こした際に誤診され、体力の落ちた母に不要な胃カメラ検査を強行されました。私が「必要ない」と言っても、提携病院の看護師からは「じゃあ出て行ってください」とまで言われる始末です。さらに、母の状態が悪く改善もしていないのに、一度無理やりホームに戻され、次の日にまた再入院させられるということもありました。結局、3回も入退院を繰り返した末、亡くなる直前の3回目の入院時に、初めて「この病気はいつからですか」と調査が始まったんです。自分たちがやるべきことをやっていたという証拠集めのようにしか思えませんでした。母を施設に入れて良かったと思えたのは、まともに死亡診断書を書いてもらえたことぐらいです。
父の看取りの時も、介護士は誰も痰吸引ができず、あちこち連絡してガチャガチャしているだけで看護師も一向に来ない。結局、医療技術のある私が、自分で機械の使い方を聞いて吸引しました。ところが、私がやったことで「できる人がいる」と思われたのか、今度は看護師が誰も来なくなってしまいました。さらに、私が事前に「そろそろ医療麻薬の準備を」と伝えていたのに、介護士が「まだ大丈夫です」と独断で却下しました。医療従事者でもない人がなぜそんな判断をするのか理解できません。結局、薬が間に合わず、父は苦しくて暴れまわっていました。亡くなった後も、提携病院・施設ともに死後の処置であるエンゼルケアすら行わず、そのままの状態で送り出されました。病院の時は一言ありましたが、施設に関しては何もなしです。聞いたこともないくらい、すべてがグダグダでした。
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