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さわやか田川館
に81〜85歳・女性・要介護1で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2026/01/08
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

81〜85歳・ 女性
要介護1
せん妄、物忘れ
自立、歩行器
症状なし
自宅にいた(同居)
父が施設内で老衰によりご逝去されたこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2016/01 〜 2016/02
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入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

父と母が施設にお世話になり始めたのは、もう10年ほど前のことになります。当時母は、少しずつ物忘れが目立つようになっていました。最初は、近所のスーパーの場所が分からなくなるといったことでしたが、だんだんと症状が進み、夜間にお湯をかけっぱなしにして火事になりかけたこともありました。自宅の台所が少し燃えてしまった時は、このままではいつか大変なことになる、ご近所にも迷惑をかけてしまうと、父も私も本当に肝を冷やしました。 それだけでなく、母が一人で外に出てしまい、帰れなくなって皆で探し回ったこともあります。夜中に救急車や警察を呼ぶことも2、3度重なり、近くに住んでいた妹も、仕事がある中で夜中に呼び出されることが増え、心身ともに疲弊している様子で「お姉ちゃん、どう思う?」と不安な相談の電話が頻繁にかかってくるような状況でした。私は離れて住んでいるため、すぐに駆けつけることもできず、もどかしい思いでいっぱいでした。 父は昔気質な人で、家事は一切できません。母の介護をしながら家事をこなすのは難しく、父自身も高齢でしたから、このまま自宅で二人だけで暮らしていくのは限界だと感じていました。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

家事が全くできない父が一人で母を24時間見守るのは、もう心身ともに限界だと思いました。火事で近所に迷惑をかけるわけにもいかないし、介護を担っている妹や父を休ませるためにも、施設を探すしかないと決断しました。父は最初、家を離れるのを嫌がっていましたが、最後は「お母さんを一人にはしたくない」と、長年住んだ家を処分して二人で入居することを決めてくれました。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

父は、母だけを施設に入れるのは不安だからと、自宅を処分して一緒に施設に入ることを決めてくれました。長年連れ添った二人ですから、離れ離れになるという選択肢はなかったのだと思います。とはいえ、やはり自宅を離れることへの葛藤は大きかったようです。 入居して1~2年経った頃、「やっぱり家に帰りたい」と二人から言われたことがありました。まだ自宅が売れていなかったこともあり、その気持ちを思うと胸が痛みました。私たちは、「一度帰ってみる?」と提案し、お正月に数日間、自宅で過ごしてもらったんです。 でも、久しぶりに戻った我が家を見て、母は「ここは誰の家?」と呟いていて…。その様子を見た父も、食事の準備もままならない母の現状を改めて認識し、三食きちんと用意してもらえる施設のありがたさを感じたようでした。父の口から「そろそろ帰ろうかね」という言葉が出た時、ああ、もう施設が二人の家になったんだなと実感しました。その出来事をきっかけに、父も納得して施設のほうへ住民票を移し、本格的に自宅を手放すことになったんです。

入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

施設での生活が始まってからは、何よりも火の心配や徘徊の不安がなくなったことが、家族にとって一番の安心でした。入居当初は戸惑いもあった両親ですが、次第に施設の暮らしに馴染んでいきました。 コロナ禍で直接会えなくなった時期は、父が本当に寂しがっていました。だから私は毎日欠かさず父に電話をして、スマートフォンでテレビ電話をして顔を見せて話をするようにしていました。父にとってはそれが一番の楽しみだったようです。制限がある中でも、時間を決めて私の子供を連れて面会に行ったり、年に一度の大きな催し物があったりと、施設側が家族との時間を大切にしようと工夫してくれました。以前は旅行に連れて行ってくださったこともありました。 それから、母はもともとお花が好きで、自宅でもよくお花をいけていた母のために、何か楽しみがあればと施設の方に相談したところ、アートフラワーの先生を呼んで教室を開いてくださることになったんです。最初は2、3人だった生徒さんも今では10人ほどに増えたそうで、母はその時間を心から楽しみにしているようです。 施設のホームページに、お花を手にニコニコと笑っている母の写真がアップされているのを見ると、離れて暮らしていても、母が幸せにしているんだなと分かり、胸が温かくなります。 お友達もできたようで、食事の時間も仲の良い方々とテーブルを囲めるように配慮してくださっているそうです。食事が終わった後も、談話室で1時間ほどおしゃべりをしてから部屋に戻るのが日課だと聞き、良いコミュニティの中で穏やかに過ごせていることに、心から感謝しています。

見学時の不安は解消しましたか?

福岡市内の施設もいくつか見ましたが、やはり地元の田川なら親戚も多く、何かあった時でも私たち子供がすぐに駆けつけられる距離がいいと考えました。スタッフさんの雰囲気や、何かあった時の対応をしっかり確認して、納得した上で今のさわやか田川館を選びました。
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退去した理由

母は今でも施設でお世話になっていますが、父は2年前、この施設で亡くなりました。 亡くなる数日前、スタッフの方が「お父様の声が掠れている」という本当に小さな異変にいち早く気づいて連絡をくれました。最期は老衰で、施設で眠るように穏やかでした。 父が亡くなった後、母が父を探し回るのではないかと心配していましたが、スタッフの皆さんが父の葬儀にまで参列してくださり、「私たちが一緒にお連れしますから」と母を式場まで連れてきて、ずっと寄り添ってくれました。おかげで母は棺の中の父の顔を撫でて、「もうお話できんとやね」「長いことお疲れ様でした、ありがとうございました」としっかりお別れをすることができました。父を「一人の家族」のように大切に送り出してくれたスタッフさんには、感謝の言葉しかありません。

さわやか田川館を選んだ理由

本人の「好き」を大切にし、生きがいを育んでくれる

この施設を選んで一番良かったと感じるのは、入居者一人ひとりの個性に寄り添ってくれる点です。母がお花好きだという話をしたところ、施設側でアートフラワーの先生を探し、教室を開いてくださいました。ただ預かるだけでなく、その人らしい楽しみや生きがいを見つける手助けをしてくださる姿勢に、本当に感動しました。楽しそうに活動している母の写真を見るたびに、ここにお願いして良かったと心から思います。

離れて暮らす家族の不安を和らげる、丁寧な情報共有

私は遠方に住んでいるため、頻繁に顔を見に行くことができません。そんな私にとって、施設のスタッフの方々との電話が、母の様子を知るための大切な手段です。忙しい時間帯を避けて電話をすると、いつも親切に母の体調や日中の様子を詳しく教えてくださいます。時には電話を母に代わってくださることもあり、声を聞けるだけで安心します。また、施設のホームページに誕生日会やイベントの様子の写真が掲載されるのも、離れていても母の日常を感じることができて嬉しいです。

入居者同士の温かいコミュニティづくりへの配慮

母は施設で仲の良いお友達ができたようです。施設の方はそのことをよく見てくださっていて、食事の席をいつも同じメンバーで囲めるように配慮してくださっています。おかげで、食事の時間がより一層楽しいものになっているようです。食後も談話室で友人たちとおしゃべりを楽しんでいると聞き、孤独を感じることなく、和やかな人間関係の中で過ごせていることに安堵しています。こうした細やかな配慮が、日々の生活の質を高めてくれているのだと思います。

家族の声に真摯に耳を傾け、柔軟に対応してくれる

買い物代行の費用について相談した際も、嫌な顔一つせず、とても丁寧に対応してくださいました。私たちの疑問に対してきちんと説明責任を果たしてくださった上で、「これからは事前に連絡しますね」とこちらの要望をすぐに受け入れてくださったことからも、風通しの良さを感じます。何か気になることがあっても、安心して相談できる。この信頼関係があるからこそ、10年という長い間、大切に母を預けられているのだと感じています。

父が「帰る場所」と認めた、第二の我が家という安心感

入居してしばらく経った頃、父が施設のことを「そろそろ帰ろうかね」と言った時、ここが本当に二人の家になったのだと実感しました。最初は自宅を離れることに抵抗があった父が、そう思えるようになったのは、スタッフの方々の温かいケアと、穏やかで安心できる暮らしがあったからだと思います。24時間誰かがそばにいてくれる安心感、三度の食事の心配がないこと、そして何より母が穏やかに過ごせていること。そのすべてが、私たち家族の心の支えになっています。

改善点や入居後のギャップ

施設への改善点はありますか?

全体的にとても満足していますが、正直な気持ちをお伝えすると、日用品の買い物代行の費用について、少し気になったことが一度ありました。冬物の衣類を3点ほど購入していただいた際に、請求額が1万円を超えており、少し高いのではないかと感じたのです。妹も心配していたので施設にご相談したところ、内訳や品物を丁寧に見せて説明してくださり、母が寒くないようにと厚手でしっかりしたものを選んでくださったことが分かり、納得できました。 その際、「今後、1万円を超えるような買い物の場合は、事前にご一報いただけますか」とお願いしたところ、快く引き受けてくださり、それ以降はそのように対応していただいています。ただ、そのことがあってから高額な買い物がなくなったので、かえって安価なものばかりになっていないかな、たまには奮発して少し良いものを着せてあげたいな、と少し複雑に思うこともあります。もちろん、私たちの要望を聞き入れてくださった結果ですので、施設の対応には感謝しています。 また、費用面については、特別養護老人ホームなどと比較すると、やはり高額になるのは事実です。手厚いサービスや快適な環境を考えれば当然のことですが、ある程度の経済的な準備は必要だと感じています。
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さわやか田川館
介護付き有料老人ホーム
標準
プラン
-
入居金0
プラン
月額11.5万円
(入居金0万円〜)
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取材して

長い期間、お母様が施設で穏やかに過ごされている様子が、娘様の優しい語り口からひしひしと伝わってくるインタビューでした。離れて暮らすご家族にとって、日々の様子を知ることができるのは何よりの安心だと思います。施設側がご本人の趣味のために新しい活動を始めるなど、一人ひとりに寄り添う姿勢が、ご家族との強い信頼関係に繋がっているのだと感じました。
取材日:2026/01/08
執筆者:岸川京子

施設の基本情報

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さわやか田川館

株式会社 さわやか倶楽部介護付き有料老人ホーム
さわやか田川館

こちらは 福岡県田川市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 福岡県田川市 ですか?

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こちらは 福岡県田川市 の地域密着型の施設です。
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そのため、気になるリストに追加できませんでした。そのため、お問い合わせできませんでした。

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介護付き有料老人ホーム「さわやか田川館春」では、春のお花見、夏のお祭り、秋の紅葉狩りなど、季節行事に注力しています。天気のよい日にはスタッフ付き添いのもと中庭で花を眺めながら散歩など、外出での気分転換をすることも。施設脇にも桜の木やチューリップ、アヤメなどの花々が植えられており、自然を身近に感じられる環境です。また月1回催行している別府温泉旅行は、ご入居者様に大好評。温泉でリフレッシュしたあとは、海・山の幸を使用した料理やカラオケを心行くまで満喫し、楽しいひとときを過ごします。また施設内での行事も豊富で、誕生日会を毎月開催。施設のご入居者様、ショートステイご利用者様を盛大にお祝いしています。

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