本人の「好き」を大切にし、生きがいを育んでくれる
この施設を選んで一番良かったと感じるのは、入居者一人ひとりの個性に寄り添ってくれる点です。母がお花好きだという話をしたところ、施設側でアートフラワーの先生を探し、教室を開いてくださいました。ただ預かるだけでなく、その人らしい楽しみや生きがいを見つける手助けをしてくださる姿勢に、本当に感動しました。楽しそうに活動している母の写真を見るたびに、ここにお願いして良かったと心から思います。
離れて暮らす家族の不安を和らげる、丁寧な情報共有
私は遠方に住んでいるため、頻繁に顔を見に行くことができません。そんな私にとって、施設のスタッフの方々との電話が、母の様子を知るための大切な手段です。忙しい時間帯を避けて電話をすると、いつも親切に母の体調や日中の様子を詳しく教えてくださいます。時には電話を母に代わってくださることもあり、声を聞けるだけで安心します。また、施設のホームページに誕生日会やイベントの様子の写真が掲載されるのも、離れていても母の日常を感じることができて嬉しいです。
入居者同士の温かいコミュニティづくりへの配慮
母は施設で仲の良いお友達ができたようです。施設の方はそのことをよく見てくださっていて、食事の席をいつも同じメンバーで囲めるように配慮してくださっています。おかげで、食事の時間がより一層楽しいものになっているようです。食後も談話室で友人たちとおしゃべりを楽しんでいると聞き、孤独を感じることなく、和やかな人間関係の中で過ごせていることに安堵しています。こうした細やかな配慮が、日々の生活の質を高めてくれているのだと思います。
家族の声に真摯に耳を傾け、柔軟に対応してくれる
買い物代行の費用について相談した際も、嫌な顔一つせず、とても丁寧に対応してくださいました。私たちの疑問に対してきちんと説明責任を果たしてくださった上で、「これからは事前に連絡しますね」とこちらの要望をすぐに受け入れてくださったことからも、風通しの良さを感じます。何か気になることがあっても、安心して相談できる。この信頼関係があるからこそ、10年という長い間、大切に母を預けられているのだと感じています。
父が「帰る場所」と認めた、第二の我が家という安心感
入居してしばらく経った頃、父が施設のことを「そろそろ帰ろうかね」と言った時、ここが本当に二人の家になったのだと実感しました。最初は自宅を離れることに抵抗があった父が、そう思えるようになったのは、スタッフの方々の温かいケアと、穏やかで安心できる暮らしがあったからだと思います。24時間誰かがそばにいてくれる安心感、三度の食事の心配がないこと、そして何より母が穏やかに過ごせていること。そのすべてが、私たち家族の心の支えになっています。