入居して8ヶ月ほど経った頃、母が施設内で骨折をしてしまいました。これが大きな転機となりました。ご紹介いただいた施設は医療機関併設の施設ではなかったため、緊急時の対応や病院への搬送、入院中の手続きなどは基本的に家族が行う必要がありました。「骨折したようなので、病院へ連れて行っていただけますか」と施設から連絡があった時、正直どうしたら良いのか戸惑ったことを覚えています。救急の場合は家族が対応するというルールだったのです。
もし病院が併設されていたら、もっとスムーズに連携が取れたのかもしれない…とは感じました。例えば、隣の病院にすぐに運んでもらって、医師から直接状況説明を受けて手術の同意をする、といった流れが理想的だったかもしれません。
母は手術後、リハビリ病院へ転院しました。そこでリハビリ自体は行われたのですが、母には認知症がありました。そのため、なかなかリハビリが思うようには進みませんでした。結果として、徐々に寝たきりに近い状態になり、認知症の症状も進行してしまったように感じます。
ご紹介いただいた施設自体には専門的なリハビリテーションの提供はなかったので、リハビリ病院退院後に戻るという選択は難しく、最終的には介護医療院へ移り、そこで最後を迎えました。
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