入居前はどのような状況でしたか?
おばは一人暮らしだったのですが、熱中症などで頻繁に倒れて病院に運ばれるようになっていました。温度管理が自分でできなくなっていて、買い物から帰ってきたら玄関で倒れている…なんてことも。認知症とまではいかなくても、徐々に判断力が落ちているのは明らかでした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
倒れて入院した後に「もう自宅へ戻るのは難しい」と判断されたことです。その後、リハビリのために老健に入ったのですが、コロナ禍が重なってしまいました。外出も面会もできず、おば自身も「ここは嫌だ、早く出たい」と強く訴えるようになり、まずはその老健から出してあげることが最優先でした。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
おばは最後まで「家に帰りたい」という希望を持っていました。でも、自宅で一人にするわけにはいかないし、私もずっと付き添えるわけではありません。私としても申し訳ない気持ちはありましたが、「一度施設に入って、元気になったらまたその時に考えよう」と話して、半ば強引に進めるような形で入居を決めました。