家族に寄り添い、的確なアドバイスをくれるケアマネージャーさん
この施設で一番良かったのは、何といっても担当してくださったケアマネジャーさんです。以前、母がデイサービスでお世話になっていたところのケアマネさんは、少し押し付けが強いというか、「こうしなければダメ」という一方的な感じがありました。でも、山桜の郷のケアマネージャーさんは全く違って、こちらの話を丁寧に聞いてくれました。
特に印象に残っているのが、グループホームへの転居を迷っていた時のことです。施設としては、入居者が長くいてくれた方が良いはずなのに、「お母様は体が丈夫で、介護が長くなるタイプだから、長い目で見たらグループホームの方が経済的にも良いですよ」と、私たちの立場に立ってアドバイスをくださったんです。その一言で、私たちは安心して次のステップに進むことができました。本当に信頼できる方でした。
厨房で手作りされる、温かい食事
食事も良かった点の一つです。私自身が直接食べたわけではないのですが、厨房で手作りされていたんだと思います。というのも、食事を専門に作る方がいらっしゃって、よく声をかけてくださっていました。今の時代、施設によっては調理済みのものを温めるだけ、というところも多いと聞きます。
その点、山桜の郷さんではきちんと作ってくれていたようで、母も食欲旺盛でした。施設に入ると環境の変化などで痩せてしまう方も多い中、母はむしろ少し太ったくらいです。美味しい食事を毎日楽しみにしていたのかもしれません。
サ高住でも孤立しない、アットホームな雰囲気
サービス付き高齢者向け住宅と聞くと、個室にこもりがちで孤立してしまうのではないか、という心配がありました。でも、山桜の郷さんはそんなことはありませんでした。もちろんプライベートな時間は自室で過ごしますが、食事の時間以外でも、入居者さんたちがよく食堂に集まって談笑していました。母も、当時はまだ自分で動けたので、レクリエーションなどにも積極的に参加していたようです。スタッフの方の目も行き届きやすく、アットホームな雰囲気の中で安心して過ごせているなと感じました。
コロナ禍でも工夫して面会の機会を設けてくれたこと
私たちが入居していた期間は、ちょうどコロナ禍と重なっていました。多くの施設が面会を完全に禁止する中、山桜の郷さんでは会える機会を作ってくれました。もちろん、玄関先で少し離れて話したり、全身を消毒したりと厳しい制限はありましたが、それでも顔を見て話せるだけで安心感が全く違います。完全に遮断するのではなく、どうすれば安全に会えるかを考えてくださる姿勢がありがたかったです。